2016年10月12日 (仮訳)ブナ林の稀産種、Russula faustiana Battistin, E., 2010. Russula faustiana: a rare species of beech woods. Field Mycology. Available at: https://www.researchgate.net/profile/Eliseo_Battistin/publication/257591245_RUSSULA_FAUSTIANA_a_rare_species_of_beech_woods/links/55df0ab708ae79830bb6770f.pdf [Accessed October 12, 2016]. 【R3-03377】2016/10/12投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ イタリア、ヴェネト州のブナ林において稀産種のRussula faustianaを採集し、記載文を掲載した。 本種のイギリスにおける分布はデータベースに記録されていなかったが、近年ケントおよびキュー・ガーデンにおいて採集されたことが明らかになった。 本種を含め、白色のGriseinae亜節には互いに類似した4種があり、これらが真の種であるかどうかは検討が必要だとした。 (参考リンク) Checklist of the British & Irish Basidiomycota – RBG Kew (イギリス新産種) Russula faustiana Sarnari 【よく似た種との区別】 Russula galochroa 同じGriseinae亜節に含まれる 子実体が白色系 本種と生態的に異なる 本種と異なり傘が紫色を帯びる 本種と担子胞子の装飾が異なる Russula galochroides 同じGriseinae亜節に含まれる 子実体が白色系 本種と異なり典型的には地中海のQuercus ilex、Quercus suber、Arbutus unedo、Erica arboreaなどと関係を持つ 本種より子実体のサイズが小さい Russula subterfurcata 同じGriseinae亜節に含まれる 子実体が白色系 本種より子実体のサイズが小さい