2016年12月19日 (仮訳)ブルゴス県キンタナル・デ・ラ・シエラに産した稀産種、Russula integra L. ex Fr. var. phlyctidospora Romagn. Matabuena Val, J. & Santamaría Rodríguez, N., 2011. Russula integra L. ex Fr. var. phlyctidospora Romagn., un raro taxón encontrado en Quintanar de la Sierra (Burgos). Errotari. Available at: https://www.researchgate.net/publication/260000011_Russula_integra_L_ex_Fr_var_phlyctidospora_ROMAGN_UN_RARO_TAXON_ENCONTRADO_EN_QUINTANAR_DE_LA_SIERRA_BURGOS [Accessed December 18, 2016]. 【R3-03579】2016/12/19投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ スペイン、ブルゴス県のキンタナル・デ・ラ・シエラから稀産種のRussula integra var. phlyctidosporaを報告した。 本変種は秋に針葉樹林に発生し、基本種とは担子胞子の形態が非常に異なっており、かつ特徴的であった。 本変種などR. integraに近縁な分類群を含む検索表を掲載した。 (その他掲載種) Russula integra var. phlyctidospora (Romagn.) Romagn. 【よく似た種との区別】 Russula integra(ヨヘイジ) 針葉樹林に発生する 傘が主に緑色を帯びる 本変種より傘の直径が大きい 本変種と異なり傘が黄色から帯紫褐色など多様で中央部がしばしば退色するのではなく一様または不規則に色が混じり褐色を帯びる 本変種と異なり担子胞子に低い疣が密生するという特徴を欠く Russula integra var. oreas 肉眼的形態が類似している 本変種より子実体がいくぶん肉質でない 本変種と異なり襞に幼時僅かに刺激臭がある 本変種と顕微鏡的形質が異なる Russula alutacea(アカネタケ) 肉眼的形態が類似している 子実体の味が甘い 担子胞子が大型 担子胞子が黄色 担子胞子に特徴的な装飾を有する 本変種と異なり酸性土壌ではなく石灰質土壌に生じる 本変種と異なり表皮シスチジアを有する Russula curtipes 子実体のサイズが大型 子実体の形状がずんぐりとしている 傘表面が乾燥している 傘表面に光沢を欠く 傘縁部表面が平滑 子実体の味が甘い 子実体に特に臭いがない 担子胞子の色が黄色系 本変種と異なり針葉樹ではなくブナの樹下に生じる