2017年4月14日 （仮訳）ポーランド新産種、Russula medullata Mleczko, P., Kozak, M. & Zubek, S., 2010. Russula medullata (Russulales, Basidiomycota): a new species in the mycobiota of Poland. Polish Botanical Journal. Available at: https://www.researchgate.net/profile/Maciej_Kozak4/publication/289806003_Russula_medullata_russulales_basidiomycota_A_new_species_in_the_mycobiota_or_Poland/links/56fd063008ae3c85c0c9a5b6.pdf [Accessed April 14, 2017]. 【R3-03929】2017/04/14投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません（大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため）。 3行まとめ Russula medullataをポーランド新産種として報告した。 本種は傘が淡紫色、帯桃褐色、帯灰オリーブ色などで僅かに粘性を有し、襞が黄褐色、胞子紋が暗黄褐色であることなどで特徴づけられた。 顕微鏡的には担子胞子に個々分離した疣を有し、傘表皮の末端菌糸が短く膨大した細胞からなることなどで特徴づけられた。 （ポーランド新産種） Russula medullata Romagn. ハンノキハツ 【よく似た種との区別】 Russula anatina 傘の色が類似している 本種と異なり肉が硫酸鉄でより弱い帯桃色、のちに帯緑色に呈色する 本種と異なり胞子紋が暗黄褐色ではなくクリーム色 Russula aeruginea（クサイロハツ） 傘の色が類似している 本種と異なり胞子紋が暗黄褐色ではなくクリーム色 本種と異なり担子胞子に疣状ではなく小さなとさか状～類網目状の装飾を有する Russula cyanoxantha（アオムラサキハツ） 傘の色が類似している 本種と異なり襞が淡色 本種と異なり襞が屈曲性 本種と異なり胞子紋が暗黄褐色ではなく白色 本種と異なり傘シスチジアの発達が乏しい 本種と異なり傘表皮の菌糸が基部で膨大しない Russula grisea 傘の色が類似している 本種と異なり肉が硫酸鉄でより強い橙赤色に呈色する 本種と異なり胞子紋が暗黄褐色ではなくクリーム色 Russula ionochlora 傘の色が類似している 本種と異なり胞子紋が暗黄褐色ではなくクリーム色 Russula parazurea 傘の色が類似している 本種と異なり胞子紋が暗黄褐色ではなくクリーム色 本種と異なり担子胞子に疣状ではなく小さなとさか状～類網目状の装飾を有する Russula pseudoaeruginea 傘の色が類似している 本種と異なり胞子紋が暗黄褐色ではなくクリーム色 本種と異なり担子胞子に疣状ではなく小さなとさか状～類網目状の装飾を有する