(仮訳)Sarcogyne similisがプソロミン酸を産生し、北米に広く分布することが確かめられた
Lendemer, JC. et al., 2022. Sarcogyne similis (Acarosporaceae) produces psoromic acid and is confirmed to be widespread in North America. The Bryologist. Available at: https://bioone.org/journals/the-bryologist/volume-125/issue-1/0007-2745-125.1.091/iSarcogyne-similis-i-Acarosporaceae-produces-psoromic-acid-and-is-confirmed/10.1639/0007-2745-125.1.091.short [Accessed February 19, 2022] 【R3-09255】2022/2/19投稿

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3行まとめ

北米産のSarcogyne similisの標本を検討し、本種がプソロミン酸を産生することを確かめた。
また、本種はカナダのノバスコシア州から米国のカリフォルニア州南部まで広範に分布していた。
最近記載されたS. reebiaeを本種のシノニムとした。

(その他掲載種)

Sarcogyne similis H. Magnusson
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Sarcogyne hyphophaea
形態的に類似している(この種とかなり混同されている)
非石灰岩に生じる
子実下層が無色
本種と異なり子器盤が帯赤褐色で縁部が暗色
本種と異なり子器縁部がしばしば隆起し時に裂けたり亀裂を生じたりする
本種と異なり地衣成分としてプソロミン酸を欠く