2017年9月16日 （仮訳）新種Scheffersomyces parashehatae、Scheffersomyces xylosifermentans、Candida broadrunensis、およびCandida manassasensis：木材摂食性の昆虫と関係を持つ新種の酵母、およびその生態とバイオ燃料への潜在的利用可能性 Suh, S-O. et al., 2013. Scheffersomyces parashehatae f.a., sp. nov., Scheffersomyces xylosifermentans f.a., sp. nov., Candida broadrunensis sp. nov. and Candida manassasensis sp. nov., novel yeasts associated with wood-ingesting insects, and their ecological and biofuel implications. International Journal of Systematic and Evolutionary Microbiology. … Available at: http://ijs.microbiologyresearch.org/content/journal/ijsem/10.1099/ijs.0.053009-0 [Accessed September 16, 2017]. 【R3-04397】2017/09/16投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません（大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため）。 3行まとめ 米国バージニア州においてクロツヤムシ科およびゴミムシダマシ科甲虫およびその生息材から分離されたScheffersomycesクレードの酵母を検討した。 複数遺伝子の分子系統解析に基づき、Scheffersomyces parashehatae、S. xylosifermentansなど4新種を記載した。 Scheffersomyces属は多系統群であり、本属の範囲を基準種S. stipitisに近縁かつキシロース発酵能を有する菌群に限るべきとした。 Bull Run Mountain, Broad Run, VA, USA （新種） Scheffersomyces parashehatae S.-O. Suh & J. J. Zhou 語源…Scheffersomyces shehataeの傍の 【よく似た種との区別】 Scheffersomyces shehatae キシロース発酵能を有する nrSSU+D1/D2+EF-1α+RPB1+RPB2およびEF-1α+RPB1+RPB2+XYL1に基づく分子系統解析で近縁 EF-1α+RPB1+RPB2+XYL1に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Bull Run Mountain, Broad Run, VA, USA （新種） Scheffersomyces xylosifermentans S.-O. Suh & J. J. Zhou 語源…キシロース発酵性の Bull Run Mountain, Broad Run, VA, USA （新種） Candida broadrunensis S.-O. Suh & J. J. Zhou 語源…ブロードラン産の 【よく似た種との区別】 Candida ergatensis 木材摂食性の昆虫と関係を持つ nrSSU+D1/D2+EF-1α+RPB1+RPB2およびEF-1α+RPB1+RPB2+XYL1に基づく分子系統解析で近縁 nrSSU+D1/D2+EF-1α+RPB1+RPB2およびEF-1α+RPB1+RPB2+XYL1に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Bull Run Mountain, Broad Run, VA, USA （新種） Candida manassasensis S.-O. Suh & J. J. Zhou 語源…マナサス産の（タイプ菌株が保管されているATCCが所在するバージニア州マサナスから） 【よく似た種との区別】 Candida palmioleophila nrSSU+D1/D2+EF-1α+RPB1+RPB2およびEF-1α+RPB1+RPB2+XYL1に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりグルコース、マルトース、スクロース。α_α-トレハロースの発酵能を欠く 本種と異なり37°Cで生育可能 nrSSU+D1/D2+EF-1α+RPB1+RPB2およびEF-1α+RPB1+RPB2+XYL1に基づく分子系統解析で明瞭に区別される