2014年8月8日 (仮訳)アマゾン・熱帯雨林産のニセショウロ類の新種、Scleroderma minutisporum Alfredo, DS. et al. 2012. Scleroderma minutisporum, a new earthball from the Amazon rainforest. Mycosphere. …. Available at: http://www.researchgate.net/publication/230759881_Alfredo_et_al._-_2012_-_Scleroderma_minutisporum_a_new_earthball_from_the_Amazon_rainforest/file/504635202d3b9264fa.pdf [Accessed August 7, 2014]. 【R3-00982】2014/08/08投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ ブラジル・アマゾンの熱帯雨林で見出されたニセショウロ属菌の一種を、Scleroderma minutisporumとして新種記載した。 本種は種小名の通り担子胞子のサイズが小型で、その他子実体が小型で外皮が薄い点などで特徴づけられた。 本種はニセショウロ属の種の中で最も担子胞子のサイズが小さく、類縁種とは担子胞子に網目状装飾を持つことなどで区別された。 Brazil, Manaus, Adolpho Ducke Forest Reserve (新種) Scleroderma minutisporum Baseia, Alfredo & Cortez 語源…微小な胞子の 【よく似た種との区別】 Scleroderma bermudense 直径5 μmに満たない担子胞子を形成することがある 本種と異なりScleroderma節ではなくSclerangium節に含まれる 本種より担子胞子のサイズが大きい 本種と異なり担子胞子の装飾が不規則な網目状ではなく強いトゲ状 Scleroderma dictyosporum(アミメニセショウロ) 同じSclerangium節に含まれる 本種より担子胞子のサイズが大きい 本種と異なり担子胞子の装飾が不規則な網目状ではなく強く顕著な網目状 Scleroderma sinnamariense 直径5 μmに満たない担子胞子を形成することがある 本種と異なりScleroderma節ではなくSclerangium節に含まれる 本種より担子胞子のサイズが大きい 本種と異なり担子胞子の装飾が不規則な網目状ではなく微細な網目状~トゲ状 Scleroderma stellatum ブラジルのアマゾンに分布する 直径5 μmに満たない担子胞子を形成することがある 本種と異なりScleroderma節ではなくSclerangium節に含まれる 本種より担子胞子のサイズが大きい 本種と異なり担子胞子の装飾が不規則な網目状ではなく強いトゲ状