(仮訳)ウッタル・プラデーシュ州の森林植物相における葉の病斑に生じたPseudocercospora属新種
Rao, HSG. 2022. Some New of Species of Pseudocercospora on Foliar Leaf Spots in Forest Flora Of Uttar Pradesh. Available at: http://www.easternscientist.in/wp-content/uploads/2023/01/5-SOME-NEW-OF-SPECIES-OF-PSEUDOCERCOSPORA-ON-FOLIAR-LEAF-SPOTS-IN-FOREST-FLORA-OF-UTTAR-PRADESH-Pg35-48-1.pdf [Accessed January 22, 2023] 【R3-10266】2023/1/22投稿

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3行まとめ

インド、ウッタル・プラデーシュ州からPseudocercospora rutacearumP. trewiae-nodifloraeの2新種を記載した。
これらの種はそれぞれミカン科のGlycosmis pentaphyllaとトウダイグサ科のTrewia nodifloraの葉の病斑上に見出された。
両種について同じ科の植物を宿主とする類似種との形質比較表を掲載した。
Gorakhpur, Uttar Pradesh, India

(新種)

Pseudocercospora rutacearum
語源…ミカン科の
※2023年1月22日現在、本種はMycoBank/Species fungorumには登録されていない。

【よく似た種との区別】
Pseudocercospora fagarae
同じミカン科植物を宿主とする
分生子柄の形態が類似している
分生子の形態が類似している
本種と異なりGlycosmis属ではなくFagara属植物などを宿主とする
本種と異なり葉の病斑が両面ではなく下面に生じる
本種と異なり葉の病斑が角張るのではなく不規則形
本種より子座の直径が大きい
本種と異なり子座が淡褐色ではなく暗褐色
本種と異なり分生子柄が単生または緩く束生するのではなく束生する
本種より分生子柄のサイズが小さい
本種より分生子のサイズが小さい
本種と異なり分生子の頂部が鋭頭ではなく鈍頭
本種と異なり分生子の隔壁数が3-20ではなく3-11
Pseudocercospora xanthoxyli
同じミカン科植物を宿主とする
葉の病斑が両面に生じる
分生子柄の形態が類似している
分生子の形態が類似している
本種と異なりGlycosmis属ではなくサンショウ属植物などを宿主とする
本種と異なり葉の病斑が角張るのではなく円形~不規則形
本種より子座の直径が大きい
本種と異なり子座が淡褐色ではなく黒色
本種と異なり分生子柄が単生または緩く束生するのではなく非常に密~密に束生する
本種より分生子柄のサイズが小さい
本種より分生子のサイズが小さい
本種と異なり分生子の頂部が鋭頭ではなく鋭頭~鈍頭
本種と異なり分生子の隔壁数が3-20ではなく3-7
Nichlaul Forest, Maharajganj, Uttar Pradesh, India

(新種)

Pseudocercospora trewiae-nodiflorae
語源…Trewia nodiflora
※2023年1月22日現在、本種はMycoBank/Species fungorumには登録されていない。

【よく似た種との区別】
Pseudocercospora jatrophae
同じトウダイグサ科植物を宿主とする
分生子柄の先端が丸い
本種と異なりTrewia属ではなくナンヨウアブラギリ属植物などを宿主とする
本種と異なり子座を欠く
本種より分生子柄のサイズが小さい
本種と異なり分生子柄が分枝しないのではなく分枝する
本種より分生子の幅が狭い
本種と異なり分生子が倒棍棒状円筒形ではなく針状または糸状
本種と異なり分生子の隔壁が明瞭でない
Pseudocercospora macarangae
同じトウダイグサ科植物を宿主とする
分生子柄が分枝しない
分生子が倒棍棒状円筒形
本種と異なりTrewia属ではなくオオバギ属植物などを宿主とする
本種ほど子座が発達しない
本種より分生子柄が長い
本種より分生子柄の幅が狭い
本種と異なり分生子柄の先端が丸いのではなく円錐形
本種より分生子のサイズが小さい
本種と異なり分生子の隔壁数が5-15ではなく3-9