(仮訳)ミャンマー産きのこ類のDNAに基づく種同定 (2):Geastrum courtecuisseiPhallus merulinusは隔離分布するか?
Hosaka, K. et al., 2022. Species Identification Based on DNA of Selected Mushrooms from Myanmar (2) Geastrum courtecuissei and Phallus merulinus with Disjunct Distribution?. Bulletin of the National Museum of Nature and Science Series B Botany. Avaialble at: https://www.jstage.jst.go.jp/article/bnmnsbot/48/2/48_31/_article/-char/ja/ [Accessed May 24, 2022] 【R3-09537】2022/5/24投稿

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3行まとめ

ミャンマーから以前に報告されたGeastrum courtecuisseiPhallus merulinusについて、ITSデータを取得して生物地理学的パターンを検討した。
前者は中米および南米産標本と密接な関係にあり、本種が隔離分布を示すことが支持された。
一方、後者は分子的に区別がつかないP. atrovolvatusと合わせて、熱帯から亜熱帯地域にかけて広範に分布するとみられ、隔離分布パターンは支持されなかった。

(その他掲載種)

Geastrum courtecuissei P.-A. Moreau & C. Lécuru
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(その他掲載種)

Phallus merulinus (Berkeley) Cooke
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