(仮訳)ノルウェー、スウェーデン、フィンランド新産種のダイダイゴケ属地衣(広義)
Arup, U., Klepsland, JT. & Pykälä, J., 2014. Species of Caloplaca s.lat. new to Norway, Sweden or Finland. Graphis Scripta. Available at: http://nhm2.uio.no/botanisk/lav/Graphis/26_1-2/GS_26_46.pdf [Accessed October 10, 2014].
【R3-01178】2014/10/11投稿

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3行まとめ

従来中欧・北米・グリーンランドから知られていたAthallia saxifragarumをフェノスカンジア(ノルウェーおよびフィンランド)から報告した。
従来タイプロカリティのノルウェー南部のみから知られていたFlavoplaca havaasiiを、新たにノルウェー北部のヌールラン県から報告した。
従来南欧およびイングランドで知られていたXanthocarpia marmorataをスウェーデンの3か所から新たに報告した。

(ノルウェー、フィンランド新産種)

Athallia saxifragarum (Poelt) Arup, Frödén & Søchting
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【よく似た種との区別】
Parvoplaca tiroliensis
同一の生息環境に発生する
同じ種類の基質に発生する
本種より子器が黄色に近い
本種と異なり子器の少なくとも一部が暗色に変色する
本種と異なり子器がしばしば緑色を帯びる
Athallia cerinelloides
同一の生息環境に発生する
同じ種類の基質に発生する
本種より子器のサイズが小さい
本種より子器が通常黄色に近い(ただし、橙色になることもある)
本種ほど子器が隆起せず、より無柄である

(ヌールラン県新産種)

Flavoplaca havaasii (H. Magn.) Arup, Frödén & Søchting
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(スウェーデン新産種)

Xanthocarpia marmorata (Bagl.) Frödén, Arup & Søchting
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【よく似た種との区別】
Xanthocarpia lactea
子器の形態が類似している(子器が橙色の場合)
本種と異なり南欧に分布が限られると見られる
本種より子器のサイズが通常小さい
本種より子嚢胞子が短い
本種より子嚢胞子の幅が広い