2015年12月30日 (仮訳)地衣生の不完全糸状菌の新種、Sporidesmiella lichenophila Braun, U. & Heuchert, B., 2010. Sporidesmiella lichenophila sp. nov. – A New Lichenicolous Hyphomycete. Herzogia. Available at: http://www.bioone.org/doi/abs/10.13158/heia.23.1.2010.69 [Accessed December 29, 2015]. 【R3-02517】2015/12/30投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 米国ルイジアナ州においてRamalina stenosporaの地衣体に生じた菌を検討し、Sporidesmiella lichenophilaとして新種記載した。 本種はアネロフォアを有し、全出芽型の分生子形成を行うことなどで特徴づけられた。 本種はSporidesmiella属の他のどの種とも分生子柄、分生子形成細胞、分生子などの形態が異なり、別属に含められる可能性も考えられた。 USA, Louisiana, impoundment area off Hwy 14, west of Lake Arthur (新種) Sporidesmiella lichenophila U.Braun & Heuchert 語源…地衣を好む 【よく似た種との区別】 Sporidesmiella aspera 分生子の異隔壁の数が1のことがある 本種と異なり分生子柄表面が疣状~皺状でない 本種と異なり分生子形成細胞の形成部位が1(-2)か所でない 本種より分生子が長い 本種と異なり分生子表面が疣状 本種と異なり分生子の異隔壁が中ほどではなく下半分に生じる 本種と異なり分生子の基部が丸い~類截断状でごく小さなへそを伴うという特徴を欠く Sporidesmiella parva 本種と異なり分生子柄表面が疣状~皺状でない 本種と異なり分生子形成細胞の形成部位が1(-2)か所でない 本種より分生子が長い 本種より分生子の幅が狭い 本種と異なり分生子が楕円状卵形~短円筒形ではなく円筒形 本種と異なり分生子の異隔壁が中ほどではなく下半分に生じる 本種と異なり分生子の基部が丸い~類截断状でごく小さなへそを伴うという特徴を欠く Sporidesmiella parva var. palauensis 本種と異なり分生子柄表面が疣状~皺状でない 本種と異なり分生子形成細胞の形成部位が1(-2)か所でない 本種と異なり分生子形成細胞が多出芽型でシンポジオ状 本種より分生子が長い 本種より分生子の幅が狭い 本種と異なり分生子の基部が丸い~類截断状でごく小さなへそを伴うという特徴を欠く Sporidesmiella caribensis 分生子の形状が類似している 本種と異なり分生子柄表面が疣状~皺状でない 本種と異なり分生子形成細胞の形成部位が1(-2)か所でない 本種より分生子のサイズがずっと大きい 本種と異なり分生子が楕円状卵形~短円筒形ではなく倒卵形 本種と異なり分生子の異隔壁の数が0-1ではなく2 本種と異なり分生子の基部が丸い~類截断状でごく小さなへそを伴うという特徴を欠く