(仮訳)Erianthus rufipilusの花から分離された酵母の新種、Starmerella jinningensis
Li, S-L. et al., 2013. Starmerella jinningensis sp. nov., a yeast species isolated from flowers of Erianthus rufipilus. International Journal of Systematic and Evolutionary Microbiology. https://doi.org/10.1099/ijs.0.044081-0 [Accessed July 7, 2018].
【R3-05282】2018/7/7投稿

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3行まとめ

中国雲南省においてErianthus rufipilusの花から分離された酵母の一種を検討し、Starmerella jinningensisとして新種記載した。
本種は分子系統解析でCandida bombiおよびC. apicolaに近縁であった。
本種の出芽細胞の光学顕微鏡写真、SEM写真などを掲載した。
中国雲南省昆明市晋寧区

(新種)

Starmerella jinningensis S.L. Li, Z.Y. Li, L.Y.Yang, X.L. Zhou
語源…晋寧産の
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【よく似た種との区別】
Candida bombi
D1/D2領域に基づく分子系統解析で近縁
本種と異なりグルコース、スクロース、ラフィノース、トレハロースを発酵可能
本種と異なりグリセロール、D-グルコン酸を資化可能
本種と異なりガラクトースを資化不能
本種と異なり10%NaCl/5%グルコース添加培地で生育可能
本種と異なり0.01%シクロヘキシミド添加培地で生育不能
本種と異なり37°Cで生育可能
D1/D2領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Candida apicola
D1/D2領域に基づく分子系統解析で近縁
本種と異なりグルコース、スクロースを発酵可能
本種と異なりグリセロール、N-アセチル-D-グルコサミンを資化可能
本種と異なりガラクトースを資化不能
本種と異なり0.01%シクロヘキシミド添加培地で生育不能
D1/D2領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される