2018年5月14日 (仮訳)北米およびカリフォルニア州新産種、Stigmidium rouxianum Kocourková, J. & Knudsen, K. 2018. Stigmidium rouxianum (Mycosphaerellaceae, Dothideomycetes), reported new for North America and California. Opuscula Philolichenum. Available at: http://sweetgum.nybg.org/images3/2823/074/op17p5_20April2018.pdf [Accessed May 14, 2018]. 【R3-05122】2018/5/14投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 米国カリフォルニア州から北米新産種としてStigmidium rouxianumを報告した。 本種は従来ヨーロッパにおいてAcarospora cervinaに生じることが知られていたが、米国ではA. obpallensを宿主としていた。 本種の生態写真、顕微鏡写真、記載文などを掲載した。 (北米、米国新産種) Stigmidium rouxianum Calat. & Triebel 【よく似た種との区別】 Stigmidium psorae 同じStigmidium psoraeグループに含まれる 北米に分布する 本種と異なりホウネンゴケ属ではなくカイガラゴケ属地衣などを宿主とする 本種と異なり子実層のゲルがI+紫色 Stigmidium squamarinicola 同じStigmidium psoraeグループに含まれる 本種と異なり北米における分布が知られていない 本種と異なりホウネンゴケ属ではなくSquamarina属地衣などを宿主とする 本種と異なり子実層のゲルがI+紫色 Stigmidium fuscatae 同じホウネンゴケ属地衣を宿主とする 形態的に類似している(混同のおそれがある) 本種と異なりAcarospora cervinaおよびA. obpallensではなくA. fuscataなどを宿主とする 本種より子嚢胞子のサイズが小さい