2019年8月7日 (仮訳)リンゴ果実にすす点病を引き起こす新種、Strelitziana mali Zhang, R. et al., 2009. Strelitziana mali, a new species causing sooty blotch on apple fruit. Mycotaxon. Available at: https://www.ingentaconnect.com/content/mtax/mt/2009/00000110/00000001/art00054 [Accessed August 7, 2019] 【R3-06471】2019/8/6投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ リンゴ果実にすす点病を引き起こした菌を検討し、Strelitziana maliとして新種記載した。 光学顕微鏡およびSEMによる観察と分子系統解析を実施した。 本種は唯一の同属他種であるS. africanaとは分生子形成細胞の位置や分生子のサイズが異なっていた。 中国陝西省咸陽市礼泉県 (新種) Strelitziana mali Rong Zhang & G.Y. Sun 語源…リンゴ属の 【よく似た種との区別】 Strelitziana africana ITS領域に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり中国ではなくアフリカなどに分布する 本種と異なりリンゴ属ではなくゴクラクチョウカ属植物などを宿主とする 本種と異なり果実ではなく葉などに生じる 本種と異なり分生子形成細胞が菌糸から直接ではなく分生子柄から生じる 本種より分生子が短い ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される