(仮訳)クシケアリ属のアリを宿主とするラブルベニア目菌類の研究 (3):Rickia wasmanniiの代替宿主としてのアリ共生節足動物
Pfiiegler, WP. et al., 2016. Studies of Laboulbeniales on Myrmica ants (III): myrmecophilous arthropods as alternative hosts of Rickia wasmannii. Parasite. Available at: https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC5112767/ [Accessed November 23, 2017].
【R3-04603】2017/11/24投稿

【お読みください】
大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。

3行まとめ

従来クシケアリ属のアリに限って寄生すると考えられていたRickia wasmanniiが巣内に共生するダニも宿主とすることを示した。
また、本種の未熟な子実体がMicrodon myrmicaeを宿主とすることを示し、Rickia属のハエ類からの初報告となった。
以上の知見から、本種はアリの巣という微小環境に適応している可能性があり、宿主からの特異的な養分の獲得にはそれほど依存していないと考えられた。

(その他掲載種)

Rickia wasmannii Cavara
mycobank_logoSpecies_Fungorum