(仮訳)マレーシア、ボルネオ産の新種Subulispora biappendiculataおよび本属の総説
Marvanová, L. & Laichmanová, M. 2007. Subulispora biappendiculata, anamorph sp. nov. from Borneo (Malaysia) and a review of the genus. Fungal Diversity. Available at: http://www.fungaldiversity.org/fdp/sfdp/26-10.pdf [Accessed April 22, 2019] 【R3-06151】2019/4/22投稿

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3行まとめ

ボルネオ島の河川において水中に沈んだ葉から分離されたアナモルフ菌の一種を検討し、Subilispora biappendiculataとして新種記載した。
本種は分生子頂部に典型的には2本の付属糸を有することなどで同属他種と異なっていた。
文献を基にSubilispora属全種の分類学的ステータスをまとめ、検索表を掲載した。
Malaysia, Sabah (northwest Borneo), Banjaran Crocker mountain range, on a saddle near the road from Kota Kinabalu to Tambunan

(新種)

Subulispora biappendiculata Marvanová
語源…2本の付属糸の
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Subulispora longirostrata
分生子本体の形態が類似している
本種と異なり分生子の付属糸の数が2ではなく1
Subulispora elegantissima
分生子の短い頸部から付属糸を生じる
本種と異なり分生子本体が狭円錐状ではなく瓶形
本種と異なり分生子の付属糸の数が2ではなく4
Miniancora allisoniensis
分生子の形態が類似している
本種と異なりコロニーが橙色
本種と異なり分生子柄が褐色ではなく無色
本種と異なり分生子形成細胞にフリル状の脱離痕を伴う
本種より分生子本体の幅が狭い
本種と異なり分生子本体が狭円錐状ではなく円筒形