(仮訳)パナマの天然雲霧林に産した空中における生活様式を有するペロノスポラ科の新属、Synchrospora
Jung, T. et al., 2023. Synchrospora gen. nov., a New Peronosporaceae Genus with Aerial Lifestyle from a Natural Cloud Forest in Panama. Journal of Fungi. Available at: https://www.mdpi.com/2309-608X/9/5/517 [Accessed May 2, 2023] 【R3-10566】2023/5/2投稿

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3行まとめ

パナマの熱帯雲霧林において樹木の落葉から分離された卵菌の一種を検討し、新属新種Synchrospora medusiformisとして記載した。
本種は胞子嚢柄が有限生長で、末端が複数分枝して枝付き燭台状をなし、メドゥーサのように屈曲した胞子嚢柄が同時に生長することなどで特徴づけられた。
本種はホモタリックであり、造卵器が平滑、卵胞子が充満性、造精器が側着性であり、林冠において葉の病原菌として生育していると考えられた。
Panama, Province Chiriqui, Volcano Barú

(新種)

Synchrospora medusiformis T. Jung, Y. Balci, K. Broders & I. Milenković
語源…(属名)同時の胞子(胞子嚢の発達様式から)/(種小名)メドゥーサ形の(胞子嚢柄の形状から)
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