2020年3月28日 （仮訳）トリアデルフィア科の新属Synnematotriadelphia（新組み合わせS. stilboideaとS. synnematofera）およびTriadelphia hexaformispora Chuaseeharoonachai, C. et al., 2020. Synnematotriadelphia gen. nov. (S. stilboidea comb. nov. and S. synnematofera comb. nov.) and Triadelphia hexaformispora sp. nov. in the family Triadelphiaceae. Mycological Progress. Available at: https://link.springer.com/article/10.1007/s11557-019-01547-6 [Accessed March 28, 2020] 【R3-07175】2020/3/28投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません（大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため）。 3行まとめ タイにおいて淡水域の腐朽材に生じた菌を検討し、Triadelphia hexaformisporaとして新種記載した。 また、分子系統解析の結果を基に、T. stilboideaおよびT. synnematoferaに対して新属Synnematotriadelphiaを提唱した。 分子時計の解析から、トリアデルフィア科の系統が白亜紀中期に分岐したことが示唆された。 Thailand, Nan Province, Bo Kluea District （新種） Triadelphia hexaformispora Chuaseehar., Somrith. & Boonyuen 語源…6型の胞子の（PDA培地において6つの型の分生子を形成することから） 【よく似た種との区別】 Triadelphia diversa アジアに分布する nrSSU+nrLSU+ITS+RPB2およびITS+RPB2に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりタイではなく台湾などに分布する 本種と異なりPDA培地における分生子の型が6種類ではなく5種類である 本種より分生子のサイズがずっと小さい 本種と分生子の隔壁数が異なる nrSSU+nrLSU+ITS+RPB2およびITS+RPB2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される （新組み合わせ） Synnematotriadelphia stilboidea (Mercado & R.F. Castañeda) Chuaseehar., Somrith., Nuankaew & Boonyuen 旧名：Triadelphia stilboidea Mercado & R.F. Castañeda （新組み合わせ） Synnematotriadelphia synnematofera (Matsush.) Chuaseehar., Somrith., Nuankaew & Boonyuen 旧名：Triadelphia synnematofera Matsush.