(仮訳)広義Taeniolella属の分類学的モノグラフ
Heuchert, B. et al., 2018. Taxonomic monograph of the genus Taeniolella s. lat. (Ascomycota). Fungal Systematics and Evolution. Available at: https://www.ingentaconnect.com/content/wfbi/fuse/2018/00000002/00000001/art00007 [Accessed March 28, 2020] 【R3-07176】2020/3/28投稿

【お読みください】
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3行まとめ

広義Taeniolella属菌の分類学的改訂を実施し、本属の分類学的背景、宿主範囲、地理的分布などを記述した。
本属と形態的に混同しやすい属の検索表、種レベルの検索表、宿主地衣の科および属ごとの種一覧などを作成した。
29種の地衣生菌および16種の腐生菌について詳細な情報を掲載した。
Russia, Krasnoyarsk Territory, Taimyr Peninsula, Byrranga Mts., S of Levinson-Lessing Lake

(新種)

Taeniolella arctoparmeliae Heuchert & Zhurb.
語源…Arctoparmelia属の
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【よく似た種との区別】
Taeniolella umbilicariae
本種より分生子柄の幅が顕著に広い
本種より分生子の幅が顕著に広い
本種より分生子の壁が顕著に厚い
Taeniolella trapeliopseos
地衣生菌である
子座を欠く
本種と異なりArctoparmelia属ではなくTrapeliopsis属地衣などを宿主とする
本種より分生子柄が長い
本種と異なり分生子柄が貫生伸長する
本種と異なり分生子柄に顕著なアネレーションを有する
本種と異なり分生子柄の隔壁数が0-4ではなく0-9
本種より分生子の幅が狭い
本種と異なり分生子のへそが顕著に先細りになる
Taeniolella diederichiana
地衣生菌である
本種より分生子の幅が通常狭い
本種と異なり分生子が類円筒形、楕円形~倒卵状という特徴を欠く
Germany, Rhineland-Palatinate, Thallichtenberg (Kusel)

(新種)

Taeniolella lecanoricola Heuchert & Diederich
語源…チャシブゴケ属に生息する
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【よく似た種との区別】
Taeniolella umbilicariae
地衣生菌である
本種と異なりチャシブゴケ属ではなくイワタケ属地衣などを宿主とする
本種と異なり分生子柄表面が不明瞭な小鱗片状ではなく明瞭な小鱗片状
本種と異なり分生子柄の隔壁が厚壁
本種と異なり分生子柄の隔壁が多層
本種と異なり分生子表面が不明瞭な小鱗片状ではなく明瞭な小鱗片状
Taeniolella umbilicariicola
地衣生菌である
本種と異なりチャシブゴケ属ではなくイワタケ属地衣などを宿主とする
本種より分生子柄の幅が狭い
本種より分生子の幅が狭い
本種と異なり分生子表面が小亀裂状で縦方向に裂ける

(新組み合わせ)

Taeniolella arthoniae (M.S. Christ. & D. Hawksw.) Heuchert & U. Braun
旧名:Cladosporium arthoniae M.S. Christ. & D. Hawksw.
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【よく似た種との区別】
Taeniolella serusiauxii
同じDendrographa decoloransを宿主とする
本種より分生子柄の幅が狭い
本種と異なり分生子柄がしばしば様々に分枝するのではなくほとんど分枝しない
本種と異なり分生子が疣状~皺状ではなく通常小亀裂状~小鱗片状
Taeniolella chrysothricis
地衣生菌である
本種より分生子柄の幅がほとんどの場合狭い
本種と異なり分生子柄表面が不規則な小疣状~疣状で稀に平滑なのではなく平滑
Taeniolella christiansenii
地衣生菌である
本種と異なり分生子柄表面が不規則な小疣状~疣状で稀に平滑なのではなく平滑~小亀裂状、小疣状~条線状
Taeniolella verrucosa
同じPachnolepia pruinataを宿主とする
本種より分生子柄の幅が通常広い
本種と異なり胞子形成複合体が発達する
Taeniolella delicata
同じPachnolepia pruinataを宿主とする
宿主に変色を引き起こさない
本種と異なり分生子柄表面が通常不規則な小疣状~疣状でない
本種と異なり分生子鎖がしばしば分枝するという特徴を欠く

(その他掲載種)

Taeniolella atricerebrina Hafellner
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【よく似た種との区別】
Taeniolella rolfii
地衣生菌である
宿主にゴールを誘導する
本種と異なりクロイボゴケ属ではなくエイランタイ属地衣およびCetrariella属を宿主とする
本種より分生子柄が長い
本種より分生子の幅が通常狭い
Taeniolella santessonii
地衣生菌である
本種と異なりオーストリアおよびポーランドではなくペルーに分布する
本種よりゴールのサイズが小さい
本種より分生子柄の幅が狭い
本種より分生子柄表面の小鱗片の幅がやや広い
Taeniolella ionaspisicola
地衣生菌である
本種と異なりゴールを誘導するという特徴を欠く

(その他掲載種)

Taeniolella caespitosa M.S. Cole & D. Hawksw.
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【よく似た種との区別】
Taeniolella punctata
地衣生菌である
分生子柄のサイズがほとんど区別できないほど類似している
分生子のサイズがほとんど区別できないほど類似している
本種と異なりトリハダゴケ属地衣ではなく主にモジゴケを宿主とする
本種より分生子柄が僅かに長い
本種と異なり分生子柄の先端が時に膨大する
本種と異なり分生子の分生子柄先端との付着部が時に膨大する
本種と異なり菌糸体に2型が知られていない
Taeniolella pertusariicola
同じトリハダゴケ属地衣を宿主とする
本種と異なり分生子柄表面が平滑で時に不規則にやや粗面または先端が疣状なのではなく疣状~小亀裂状でのちに小鱗片状
本種と異なり分生子表面が平滑で時に不規則にやや粗面または先端が疣状なのではなく疣状~小亀裂状でのちに小鱗片状

(その他掲載種)

Taeniolella christiansenii Alstrup & D. Hawksw.
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【よく似た種との区別】
Taeniolella arthoniae
地衣生菌である
本種と異なり分生子柄表面が平滑~小疣状、疣状~条線状なのではなく不規則な小疣状~疣状で稀に平滑
本種と異なり分生子表面が平滑~小疣状、疣状~条線状なのではなく不規則な小疣状~疣状で稀に平滑
Taeniolella delicata
地衣生菌である
宿主に変色を引き起こす
分生子柄のサイズが類似している
分生子のサイズが類似している
本種と異なりキゴケ属地衣を宿主とするという特徴を欠く
Taeniolella pseudocyphellariae
地衣生菌である
分生子柄表面に縦方向の裂け目を有する
分生子表面に縦方向の裂け目を有する
本種より表在性菌糸が暗色
本種より表在性菌糸が厚壁
本種より分生子柄のサイズが大きい
本種より分生子柄が厚壁

(その他掲載種)

Taeniolella chrysothricis Diederich
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【よく似た種との区別】
Taeniolella arthoniae
地衣生菌である
本種より分生子柄の幅がほとんどの場合広い
本種と異なり分生子柄表面が平滑ではなく不規則な小疣状~疣状で稀に平滑
Taeniolella delicata
地衣生菌である
宿主に変色を引き起こす
本種と異なりコガネゴケ属地衣のみを宿主とするという特徴を欠く
本種と異なり分生子柄がしばしば斜上するのではなく常に直立する
本種より分生子柄の幅が通常広い
本種より分生子の幅が通常広い
Taeniolella friesii
地衣生菌である
分生子の幅が狭い
本種と異なり分生子柄が退化的なのではなく未分化分生子柄~半分化分生子柄である
Talpapellis beschiana
分生子の幅が狭い
分生子が淡色
本種と異なり分生子形成細胞に明瞭なアネレーションを有する
Taeniolella cladinicola
地衣生菌である
宿主に帯赤褐色または帯褐色の変色を起こすという特徴を欠く
本種と地理的分布が異なる
本種と異なりコガネゴケ属ではなくハナゴケ属地衣などを宿主とする
本種と分生子柄のサイズが異なる
本種と分生子のサイズが異なる

(その他掲載種)

Taeniolella cladinicola Alstrup
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【よく似た種との区別】
Taeniolella umbilicariae
地衣生菌である
宿主に帯赤褐色または帯褐色の変色を起こす
本種と地理的分布が異なる
本種と異なりハナゴケ属ではなくイワタケ属地衣などを宿主とする
本種と分生子柄のサイズが異なる
本種と分生子のサイズが異なる
Taeniolella chrysothricis
地衣生菌である
宿主に帯赤褐色または帯褐色の変色を起こす
本種と地理的分布が異なる
本種と異なりハナゴケ属ではなくコガネゴケ属地衣などを宿主とする
本種と分生子柄のサイズが異なる
本種と分生子のサイズが異なる
Taeniolella umbilicariicola
地衣生菌である
宿主に変色を起こすことがある
本種と地理的分布が異なる
本種と異なりハナゴケ属ではなくイワタケ属地衣などを宿主とする
本種と異なり宿主が灰色に変色することがある
本種より分生子のサイズが通常大きい
本種と分生子の形状が異なる
本種と異なり分生子の隔壁数が3-4のことがある
Talpapellis beschiana
形態的に非常に類似している
Taeniolella delicata
地衣生菌である
宿主に変色を引き起こす
分生子柄のサイズが類似している
分生子のサイズが類似している
本種と異なりハナゴケ属地衣が宿主として知られていない
本種と異なり分生子柄表面がほとんどの場合平滑~不規則な小疣状
本種と異なり分生子形成細胞の先端が顕著に細まるという特徴を欠く
本種と分生子形成部位の直径の範囲が異なる
本種と異なり分生子の基部が顕著に細まるという特徴を欠く
本種と異なり分生子が”rhagadiose”のことが稀である
Taeniolella strictae
同じハナゴケ属地衣を宿主とする
本種と表在性菌糸の形態が異なる

(その他掲載種)

Taeniolella delicata M.S. Christ. & D. Hawksw.
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【よく似た種との区別】
Taeniolella verrucosa
同じPachnolepia pruinataを宿主とする
本種より分生子柄の幅が通常広い
本種と異なり密に分枝する胞子形成複合体を形成する
本種より分生子の幅が広い
Taeniolella arthoniae
同じPachnolepia pruinataを宿主とする
宿主に変色を引き起こさない
本種と異なり分生子柄表面が通常不規則な小疣状~疣状
本種と異なり分生子鎖がしばしば分枝する
Taeniolella christiansenii
地衣生菌である
宿主に変色を引き起こす
分生子柄のサイズが類似している
分生子のサイズが類似している
本種と異なりキゴケ属地衣を宿主とする
Taeniolella trapeliopseos
地衣生菌である
宿主に変色を引き起こす
本種と異なり分生子柄表面に深い亀裂を有し、成熟すると小鱗片状になる
本種と異なり分生子表面に深い亀裂を有し、成熟すると小鱗片状になる
Taeniolella chrysothricis
地衣生菌である
宿主に変色を引き起こす
本種と異なりコガネゴケ属地衣のみを宿主とする
本種と異なり分生子柄が常に直立するのではなくしばしば斜上する
本種より分生子の幅が通常狭い
Taeniolella cladinicola
地衣生菌である
宿主に変色を引き起こす
分生子柄のサイズが類似している
分生子のサイズが類似している
本種と異なりハナゴケ属地衣が宿主として知られている
本種と異なり分生子柄表面がほとんどの場合平滑~不規則な小疣状という特徴を欠く
本種と異なり分生子形成細胞の先端が顕著に細まる
本種と分生子形成部位の直径の範囲が異なる
本種と異なり分生子の基部が顕著に細まる
本種と異なり分生子が”rhagadiose”のことが稀であるという特徴を欠く

(その他掲載種)

Taeniolella diederichiana Etayo & Calat.
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【よく似た種との区別】
Taeniolella punctata
地衣生菌である
分生子柄が凝集する
本種より分生子柄がほとんどの場合長い
本種と異なり分生子柄表面が小亀裂状~小鱗片状ではなく皺状~疣状
本種と異なり分生子表面が小亀裂状~小鱗片状ではなく皺状~疣状
Taeniolella pertusariicola
地衣生菌である
分生子柄のサイズが非常に類似している
分生子柄の表面性状が非常に類似している
分生子のサイズが非常に類似している
分生子の表面性状が非常に類似している
Taeniolella toruloides
地衣生菌である
本種と異なり分生子柄表面が小亀裂状~小鱗片状ではなく平滑
本種と異なり分生子表面が初め小亀裂状~小鱗片状ではなく平滑
Taeniolella arctoparmeliae
地衣生菌である
本種より分生子の幅が通常広い
本種と異なり分生子が類円筒形、楕円形~倒卵状

(その他掲載種)

Taeniolella friesii (Hepp) Hafellner
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【よく似た種との区別】
Taeniolella chrysothricis
地衣生菌である
分生子の幅が狭い
本種と異なり分生子柄が未分化分生子柄~半分化分生子柄ではなく退化的
Taeniolella hawksworthiana
地衣生菌である
本種と異なりマンジュウゴケ属ではなくクロミモジゴケ属地衣などを宿主とする
本種より分生子柄の幅が通常やや広い
本種と異なり分生子が単生または非常に短く鎖生するのではなく長く鎖生する
本種と異なり分生子鎖が崩壊性ではなく容易に崩壊しない
本種と異なり分生子の隔壁数が主に1ではなく通常2
Taeniolella pyrenulae
地衣生菌である
分生子柄が未分化分生子柄
分生子が単生または短く鎖生する
分生子鎖が崩壊性
本種と異なりマンジュウゴケ属ではなくサネゴケ属地衣を宿主とする
本種より分生子の幅が顕著に広い

(その他掲載種)

Taeniolella hawksworthiana Heuchert, Ertz & Common
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【よく似た種との区別】
Taeniolella friesii
地衣生菌である
本種と異なりクロミモジゴケ属ではなくマンジュウゴケ属地衣などを宿主とする
本種より分生子柄の幅が通常やや狭い
本種と異なり分生子が長く鎖生するのではなく単生または非常に短く鎖生する
本種と異なり分生子鎖が容易に崩壊しないのではなく崩壊性
本種と異なり分生子の隔壁数が通常2ではなく主に1

(その他掲載種)

Taeniolella ionaspisicola Alstrup & E.S. Hansen
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【よく似た種との区別】
Taeniolella pertusariicola
グリーンランドに分布する
地衣生菌である
本種より分生子柄の幅が狭い
Taeniolella phaeophysciae
地衣生菌である
分生子表面が平滑または平滑~小疣状
本種より分生子柄のサイズが通常明らかに大きい
Taeniolella punctata
地衣生菌である
分生子表面が平滑または平滑~小疣状
本種と異なりコロニーが点状
本種より分生子の幅が通常狭い
Taeniolella santessonii
地衣生菌である
本種と異なりスポロドキアを形成する
本種より分生子柄の幅が通常狭い
本種と分生子の表面性状が異なる
Taeniolella umbilicariae
本種と分生子の表面性状が異なる
Taeniolella atricerebrina
地衣生菌である
本種と異なりゴールを誘導する

(その他掲載種)

Taeniolella pertusariicola D. Hawksw. & H. Mayrhofer
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【よく似た種との区別】
Taeniolella ionaspisicola
グリーンランドに分布する
地衣生菌である
本種より分生子柄の幅が広い
Taeniolella caespitosa
同じトリハダゴケ属地衣を宿主とする
本種と異なり分生子柄表面が疣状~小亀裂状でのちに小鱗片状なのではなく平滑で時に不規則にやや粗面または先端が疣状
本種と異なり分生子表面が疣状~小亀裂状でのちに小鱗片状なのではなく平滑で時に不規則にやや粗面または先端が疣状
Taeniolella verrucosa
地衣生菌である
分生子柄表面の装飾が類似している
分生子表面の装飾が類似している
本種より分生子柄のサイズが大きい
本種より分生子の幅が通常広い
本種と異なり分生子の隔壁数が一般的には2-3という特徴を欠く
Taeniolella punctata
同じトリハダゴケ属地衣を宿主とする
本種と異なり分生子柄表面が常に疣状~小亀裂状でのちに小鱗片状なのではなく光学顕微鏡下で平滑
本種と異なり分生子表面が常に疣状~小亀裂状でのちに小鱗片状なのではなく光学顕微鏡下で平滑
Taeniolella santessonii
地衣生菌である
本種と異なりヨーロッパではなく南米に分布する
本種と異なりRoccellina属地衣を宿主とする
本種と異なりコロニーがスポロドキア状
本種より分生子表面の小鱗片のサイズが大きい
本種と異なり菌糸が淡褐色~褐色ではなく無色~ほぼ無色
Taeniolella diederichiana
地衣生菌である
分生子柄のサイズが非常に類似している
分生子柄の表面性状が非常に類似している
分生子のサイズが非常に類似している
分生子の表面性状が非常に類似している

(その他掲載種)

Taeniolella phaeophysciae D. Hawksw.
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【よく似た種との区別】
Taeniolella ionaspisicola
地衣生菌である
分生子表面が平滑または平滑~小疣状
本種より分生子柄のサイズが通常明らかに小さい

(その他掲載種)

Taeniolella pseudocyphellariae Etayo
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【よく似た種との区別】
Taeniolella christiansenii
地衣生菌である
分生子柄表面に縦方向の裂け目を有する
分生子表面に縦方向の裂け目を有する
本種ほど表在性菌糸が暗色でない
本種より表在性菌糸が薄壁
本種より分生子柄のサイズが小さい
本種より分生子柄が薄壁

(その他掲載種)

Taeniolella punctata M.S. Christ. & D. Hawksw.
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【よく似た種との区別】
Taeniolella toruloides
本種より分生子柄が短い
本種と異なり分生子柄が分枝しない
本種と異なり分生子鎖が容易に崩壊しない
本種と異なり分生子の隔壁が顕著に厚壁という特徴を欠く
Taeniolella caespitosa
地衣生菌である
分生子柄のサイズがほとんど区別できないほど類似している
分生子のサイズがほとんど区別できないほど類似している
本種と異なり主にモジゴケではなくトリハダゴケ属地衣を宿主とする
本種より分生子柄が僅かに短い
本種と異なり分生子柄の先端が時に膨大するという特徴を欠く
本種と異なり分生子の分生子柄先端との付着部が時に膨大するという特徴を欠く
本種と異なり菌糸体に2型が知られている
Taeniolella pertusariicola
同じトリハダゴケ属地衣を宿主とする
本種と異なり分生子柄表面が光学顕微鏡下で平滑なのではなく常に疣状~小亀裂状でのちに小鱗片状
本種と異なり分生子表面が光学顕微鏡下で平滑なのではなく常に疣状~小亀裂状でのちに小鱗片状
Taeniolella diederichiana
地衣生菌である
分生子柄が凝集する
本種より分生子柄がほとんどの場合短い
本種と異なり分生子柄表面が皺状~疣状ではなく小亀裂状~小鱗片状
本種と異なり分生子表面が皺状~疣状ではなく小亀裂状~小鱗片状
Taeniolella ionaspisicola
地衣生菌である
分生子表面が平滑または平滑~小疣状
本種と異なりコロニーが点状でない
本種より分生子の幅が通常広い

(その他掲載種)

Taeniolella pyrenulae Heuchert & Diederich
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【よく似た種との区別】
Taeniolella friesii
地衣生菌である
分生子柄が未分化分生子柄
分生子が単生または短く鎖生する
分生子鎖が崩壊性
本種と異なりサネゴケ属ではなくマンジュウゴケ属地衣を宿主とする
本種より分生子の幅が顕著に狭い
Taeniolella toruloides
地衣生菌である
分生子が長く鎖生する
本種より分生子の幅が顕著に狭い
本種と異なり分生子表面がほとんどの場合平滑

(その他掲載種)

Taeniolella rolfii Diederich & Zhurb.
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【よく似た種との区別】
Taeniolella serusiauxii
地衣生菌である
分生子外壁の装飾が類似している
本種と異なりエイランタイ属およびCetrariella属地衣を宿主とするという特徴を欠く
本種と異なり宿主地衣体の縁部に凸形のゴール様膨大部を誘導するという特徴を欠く
本種より分生子柄のサイズがしばしば小さい
本種と異なり分生子柄表面が小鱗片状で深い亀裂をなすという特徴を欠く
本種と異なり分生子からしばしば明瞭な発芽管を生じる
本種より菌糸の幅が狭い
本種より菌糸表面が平滑
Taeniolella atricerebrina
地衣生菌である
宿主にゴールを誘導する
本種と異なりエイランタイ属およびCetrariella属ではなくクロイボゴケ属地衣を宿主とする
本種より分生子柄が短い
本種より分生子柄の幅が広い
本種より分生子の幅が通常広い
Taeniolella santessonii
地衣生菌である
コロニーがスポロドキア状
本種と異なりエイランタイ属およびCetrariella属ではなくRoccellina属地衣を宿主とする
本種より分生子柄が短い
本種より分生子の幅が通常広い
本種と異なり分生子が類球形および樽形のことがある

(その他掲載種)

Taeniolella santessonii Etayo & Heuchert
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【よく似た種との区別】
Taeniolella rolfii
地衣生菌である
コロニーがスポロドキア状
本種と異なりRoccellina属ではなくエイランタイ属およびCetrariella属地衣を宿主とする
本種より分生子柄が長い
本種より分生子の幅が通常狭い
本種と異なり分生子が類球形および樽形のことがあるという特徴を欠く
Taeniolella pertusariicola
地衣生菌である
本種と異なり南米ではなくヨーロッパに分布する
本種と異なりRoccellina属地衣を宿主とするという特徴を欠く
本種と異なりコロニーがスポロドキア状という特徴を欠く
本種より分生子表面の小鱗片のサイズが小さい
本種と異なり菌糸が無色~ほぼ無色ではなく淡褐色~褐色
Taeniolella atricerebrina
地衣生菌である
本種と異なりペルーではなくオーストリアおよびポーランドに分布する
本種より分生子柄の幅が広い
本種より分生子柄表面の小鱗片の幅がやや狭い
Taeniolella ionaspisicola
地衣生菌である
本種と異なりスポロドキアを形成しない
本種より分生子柄の幅が通常広い
本種と分生子の表面性状が異なる

(その他掲載種)

Taeniolella serusiauxii Diederich
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【よく似た種との区別】
Taeniolella rolfii
地衣生菌である
分生子外壁の装飾が類似している
本種と異なりエイランタイ属およびCetrariella属地衣を宿主とする
本種と異なり宿主地衣体の縁部に凸形のゴール様膨大部を誘導する
本種より分生子柄のサイズがしばしば大きい
本種と異なり分生子柄表面が小鱗片状で深い亀裂をなす
本種と異なり分生子からしばしば明瞭な発芽管を生じるという特徴を欠く
本種より菌糸の幅が広い
本種ほど菌糸表面が平滑でない
Taeniolella arthoniae
同じDendrographa decoloransを宿主とする
本種より分生子柄の幅が広い
本種と異なり分生子柄がほとんど分枝しないのではなくしばしば様々に分枝する
本種と異なり分生子表面が小亀裂状~小鱗片状ではなく疣状~皺状

(その他掲載種)

Taeniolella stricta (Corda) S. Hughes
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【よく似た種との区別】
Taeniolella hunanensis
分生子鎖が非常に長い
分生子が非常に長い
本種と異なり土壌から分離される
本種と異なり分生子柄が分化分生子柄という特徴を欠く
本種より分生子の幅が広い
本種と異なり分生子の隔壁数が2-40ではなく2-42
Taeniolella alta
本種と異なりハンノキ属植物などに生じる
本種と異なり分生子柄が半分化分生子柄
本種と異なり分生子柄基部で時に分枝する
本種と異なり分生子形成細胞が通常単出芽型で時に2つの分生子形成部位を有する多出芽型
本種と異なり分生子表面がしばしばやや粗面~疣状
Taeniolella subsessilis
分生子表面が平滑
本種より分生子のサイズが小さい
本種と異なり分生子の隔壁数が2-40でない

(その他掲載種)

Taeniolella subsessilis (Ellis & Everh.) S. Hughes
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【よく似た種との区別】
Taeniolella stricta
分生子表面が平滑
本種より分生子のサイズが大きい
本種と異なり分生子の隔壁数が2-40

(その他掲載種)

Taeniolella vermicularis (Corda) S. Hughes
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【よく似た種との区別】
Taeniolella plantaginis
形態的に非常に類似している(区別が困難なほど類似している)
本種と異なりバラ族ではなくオオバコ属植物などに生じる

(新組み合わせ)

Talpapellis beschiana (Diederich) Zhurb., U. Braun, Diederich & Heuchert
旧名:Taeniolella beschiana Diederich
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【よく似た種との区別】
Taeniolella chrysothricis
分生子の幅が狭い
分生子が淡色
本種と異なり分生子形成細胞に明瞭なアネレーションを有するという特徴を欠く
Taeniolella cladinicola
形態的に非常に類似している

(新組み合わせ)

Stanjehughesia lignicola (Panwar & Chouhan) Heuchert & U. Braun
旧名:Taeniolella lignicola Panwar & Chouhan
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