(仮訳)アフリカ産のMacrotermes natalensisと関係を持つ新種Termitomyces cryptogamus
Lennart, JJ. et al., 2022. Termitomyces cryptogamus sp. nov. associated with Macrotermes natalensis in Africa. Mycotaxon. Available at: https://www.ingentaconnect.com/contentone/mtax/mt/2022/00000137/00000001/art00004 [Accessed May 10, 2022] 【R3-09495】2022/5/10投稿

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3行まとめ

南アフリカでシロアリの巣から分離された菌を検討し、Termitomyces cryptogamusとして新種記載した。
本種はシロアリの一種Macrotermes natalensisの共生菌であり、子実体は認められなかった。
培養下の無性世代の形態とITS配列、近縁種とのnrLSU配列の差異などを基に本種を記載した。
South Africa, Pretoria, Rietfontein 321-Jr

(新種)

Termitomyces cryptogamus van de Peppel
語源…隠れて結婚する(インビボで子実体が記録されていないが有性生殖を行っていると見られることから)
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Termitomyces schimperi
同じMacrotermes属シロアリと関係を持つ
シロアリの巣に生息する
無性世代の形態が識別不能なほど類似している
nrLSUに基づく分子系統解析で近縁
nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される