(仮訳)Kiliophora属の初の系統分類学的研究
Hidayat, I., Harahap, I. & Rahayu, G. 2014. The first phylogenetic study of Kiliophora (Fungi, Anamorphic Xylariales). Mycosphere. Available at: https://www.mycosphere.org/pdf/Mycosphere_5_1_3.pdf [Accessed June 2, 2022] 【R3-09564】2022/6/2投稿

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3行まとめ

インドネシア、西ジャワ州においてサラノキ属樹木の腐朽葉から単胞子分離された菌を検討した。
本種をKiliophora ubiensisと同定し、インドネシア新産種として報告した。
Kiliophora属において初となる分子系統解析を行い、本属がアンフィスフェリア科に含まれるべきであることを示した。

(インドネシア新産種)

Kiliophora ubiensis (Caneva & Rambelli) Kuthubutheen & Nawawi
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【よく似た種との区別】
Kiliophora fusispora
本種より分生子柄のサイズが大きい
本種と異なり分生子形成細胞が繰り返し単一または複数の分生子形成部位から伸長するのではなく時折伸長する
本種より分生子のサイズが大きい
Polyscytalum fecundissimum
分生子形成細胞がシンポジオ状で小歯を有する
ITS領域に基づく分子系統解析で近縁
本種と異なり分生子が求頂的に鎖生する
本種と異なり剛毛を欠く
ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される