(仮訳)フィンランド産のAthelopsis属菌
Kotiranta, H. & Saarenoksa, R. 2005. The genus Athelopsis (Aphyllophorales, Corticiaceae) in Finland. Annales Botanici Fennici. Available at: http://www.annbot.net/PDF/anbf42/anbf42-335.pdf [Accessed June 24, 2020] 【R3-07440】2020/6/24投稿

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3行まとめ

フィンランドから3種のAthelopsis属菌を報告した。
A. glaucinaは4種の樹木、A. lembosporaはシダ、針葉樹やハシドイ属植物、A. subinconspicuaはトウヒ属およびマツ属樹木にそれぞれ発生していた。
各種の記載文および担子器、担子胞子などのスケッチ、胞子のサイズおよび形状の比較表などを掲載した。

(その他掲載種)

Athelopsis glaucina (Bourdot & Galzin) Oberw. ex Parmasto
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【よく似た種との区別】
Athelopsis lembospora
フィンランドに分布する
担子器が2胞子性または4胞子性
担子器が内側から反復的に発生する
本種より担子器が反復的に発生する数が多い
本種より担子胞子が短い
本種より担子胞子のQ値が小さい

(その他掲載種)

Athelopsis lembospora (Bourdot) Oberw.
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【よく似た種との区別】
Athelopsis lembospora
フィンランドに分布する
担子器が2胞子性または4胞子性
担子器が内側から反復的に発生する
本種より担子器が反復的に発生する数が少ない
本種より担子胞子が長い
本種より担子胞子のQ値が大きい
Athelopsis baculifera
本種より担子胞子の幅が僅かに狭い
本種と異なり担子胞子がソーセージ形~円筒形
Athelopsis bananispora
ヨーロッパに分布する
しばしばシダに生じる
担子胞子の形態がほぼ同一
本種と異なり子実層托表面が房状

(その他掲載種)

Athelopsis subinconspicua (Litsch.) Jülich
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