2019年12月8日 (仮訳)南半球産のMassalongia属地衣 Jørgensen, PM., Andersen, HL. & Elvebakk, A. 2019. The genus Massalongia (lichenised ascomycetae) in the Southern Hemisphere. MycoKeys. Available at: https://mycokeys.pensoft.net/article/37725/ [Accessed December 8, 2019] 【R3-06841】2019/12/8投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 南半球から報告されたMassalongia属地衣を再検討した。 南半球産の同属菌はM. patagonicaと同定され、北半球産のM. carnosaとは系統的に異なっていた。 両種の子嚢胞子は長さおよび隔壁数に一部重なりが認められたが、それらの形質を基に識別された。 (その他掲載種) Massalongia patagonica Kitaura & A.P. Lorenz 【よく似た種との区別】 Massalongia carnosa(マッサロンゴゴケ) 子嚢胞子の長さの範囲が重なる 子嚢胞子の隔壁数の範囲が重なる mtSSU+nrLSU+ITS+RPB1に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり南半球ではなく北半球に分布する 本種より子嚢胞子が長い 本種と異なり子嚢胞子の隔壁数がしばしば2、時に3のことがあるという特徴を欠く mtSSU+nrLSU+ITS+RPB1に基づく分子系統解析で明瞭に区別される