(仮訳)襞を有するきのこのインド新産種、Amanita spissacea
Lalrinawmi, H. et al., 2018. The gilled mushroom Amanita spissacea (Amanitaceae): a new report for India. Journal of Threatened Taxa. Available at: https://www.threatenedtaxa.org/index.php/JoTT/article/view/3471 [Accessed October 5, 2018].
【R3-05553】2018/10/5投稿

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3行まとめ

インド、ミゾラム州において系統的なきのこ類の調査を実施し、Amanita spissaceaをインド新産種として報告した。
同定は形態形質およびITS領域の塩基配列に基づき行った。
記載文、写真、スケッチ、系統樹などを掲載した。

(インド新産種)

Amanita spissacea S. Imai
ヘビキノコモドキ
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Amanita fritillaria
形態的に識別困難なほど類似している
柄基部の塊茎上部が環状の被膜の名残に覆われる
担子胞子が球形~楕円形
ITS領域に基づく分子系統解析で近縁
ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Amanita sepiacea(テングタケモドキ)
形態的に識別困難なほど類似している
担子胞子が球形~楕円形
ITS領域に基づく分子系統解析で近縁
本種より傘のサイズが大きい
本種より柄のサイズが大きい
本種より柄の塊茎のサイズが大きい
ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Amanita citrina(コタマゴテングタケ)
形態的に識別困難なほど類似している
ITS領域に基づく分子系統解析で近縁
ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される