(仮訳)ケララ州産の地衣類の属Pyxineおよびインド新産種P. dactyloschmidtii
Zachariah, SA. et al., 2019. The lichen genus Pyxine (Caliciaceae) in Kerala state with P. dactyloschmidtii as new to India. Hattoria. Available at: https://www.jstage.jst.go.jp/article/hattoria/10/0/10_109/_article/-char/ja/ [Accessed November 19, 2022] 【R3-10072】2022/11/19投稿

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3行まとめ

インド、ケララ州からPyxine dactyloschmidtiiをインド新産種として報告した。
また、ケララ州新産種としてP. retirugellaを報告した。
インド産Pyxine属地衣全種の検索表を掲載した。

(インド新産種)

Pyxine dactyloschmidtii Kalb & Mongkolsuk
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【よく似た種との区別】
Pyxine retirugella
インドに分布する
樹皮生地衣である
地衣体がUV陰性
裂芽を有する
髄層が白色
髄層がP+黄色
地衣成分としてアトラノリンおよび”testecein”を含む
本種と異なり岩上生地衣としても知られている
本種と異なり”polysidiangia”から粉芽を生じる
本種と異なり髄層がK陰性ではなくK+黄色で赤色になる
本種と異なり地衣成分としてノルスチクチン酸を含む
Pyxine coralligera
インドに分布する
地衣体がUV陰性
裂芽を有する
地衣成分としてアトラノリンを含む
本種と異なり髄層が白色ではなく黄色~橙色
Pyxine asiatica
インドに分布する
地衣成分として同一のテルペン類を含む
本種と異なり粉芽塊を有する
本種と異なり裂芽を欠く

(ケララ州新産種)

Pyxine retirugella Nylander
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