(仮訳)新熱帯産Amanita crebresulcata Bas:ブラジル北東部における新記録
Wartchow, F. & Maia, LC. 2007. The Neotropical Amanita crebresulcata Bas: new citation from Northeast Brazil. Hoehnea. Available at: http://www.scielo.br/scielo.php?pid=S2236-89062007000200001&script=sci_arttext [Accessed October 15, 2018].
【R3-05585】2018/10/16投稿

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3行まとめ

ブラジル、ペルナンブーコ州の大西洋岸森林で採集されたAmanita crebresulcataをブラジル北東部新産種として報告した。
本種は初めアマゾナス州から記載され、アマゾン以外からの報告は2番目となった。
本種はホロタイプ標本とは担子胞子のサイズおよび形状が類似していたが、傘表皮の形態が異なっていた。

(ブラジル北東部新産種)

Amanita crebresulcata Bas
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【よく似た種との区別】
Amanita coacta
同じVaginatae節に含まれる
ブラジルに分布する
本種より担子胞子の幅が狭い
本種と異なり担子胞子が広楕円形でない
Amanita craseoderma
同じVaginatae節に含まれる
ブラジルに分布する
傘表皮がゼラチン化する
本種と異なり傘表面に早落性の暗褐色の疣を有する
本種と異なりつぼの質感が脆い
本種と異なりつぼが柄の基部において帯状をなす
本種と異なり担子胞子が類球形~広楕円形ではなく球形~類球形
Amanita antillana
新熱帯に分布する
本種と異なりつぼの質感が脆い
本種より担子胞子のサイズが大きい