(仮訳)Obolarina dryophilaの系統的位置
Pažoutová, S., Šrůtka, P. & Holuša, J., 2010. The phylogenetic position of Obolarina dryophila (Xylariales). Mycological Progress. …. Available at: http://link.springer.com/article/10.1007/s11557-010-0658-5 [Accessed August 12, 2015].
【R3-02096】2015/08/13投稿

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3行まとめ

Obolarina dryophilaQuercus petraeaの材から、およびSalix albaのエンドファイトとして、それぞれ分離した。
ゾウムシの一種、Gasterocercus depressirostrisの腸から本種の子嚢胞子が見出され、生存が確かめられた。
3遺伝子に基づく分子系統解析で、本種がオークの病原菌であるBiscogniauxia atropunctataおよびB. mediterraneaと近縁であることが示された。

(その他掲載種)

Obolarina dryophila (Tul. & C. Tul.) Pouzar
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【よく似た種との区別】
Biscogniauxia atropunctata
コナラ属植物を宿主とする
ITSおよびアクチン+β-チューブリンに基づく分子系統解析で近縁(同じクレードAに含まれる)
ITSおよびアクチン+β-チューブリンに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Biscogniauxia mediterranea
コナラ属植物を宿主とする
ITSおよびアクチン+β-チューブリンに基づく分子系統解析で近縁(同じクレードAに含まれる)
ITSおよびアクチン+β-チューブリンに基づく分子系統解析で明瞭に区別される