(仮訳)日本、本州中部の八ヶ岳で採集された動物の糞に発生する3種のCoprinus属菌
Fukiharu, T. et al., 2005. Three Coprinus Species Occurred on the Animal Dungs Collected at Yatsugatake Range, Central Honshu, Japan. Bulletin of the National Museum of Nature and Science Series B Botany. Avaialable at: https://www.kahaku.go.jp/research/publication/botany/download/31_4/BNSM310401.pdf [Accessed January 20, 2021] 【R3-08068】2021/1/20投稿

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3行まとめ

長野県茅野市八ヶ岳からCoprinus candidolanatusC. stercoreus、およびC. ephemeroidesを報告した。
これらの種の子実体はニホンジカおよびニホンカモシカの糞から湿室法で得られた。
C. candidolanatusおよびC. stercoreusと同定された菌は青木氏により認識されていたが、学名による日本からの正式報告は初となった。

(日本新産種)

Coprinus candidolanatus Doveri & Uljé
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(日本新産種)

Coprinus stercoreus Fr.
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【よく似た種との区別】
Coprinus tuberosus
同じVestiti節に含まれる
担子胞子表面にペリスポアを欠くか僅かである
傘被膜が球形細胞および繊維状菌糸からなる
本種と菌核の有無が異なる
本種と担子胞子の長さが異なる
本種と担子胞子の形状が異なる

(その他掲載種)

Coprinus ephemeroides (Bull.) Fr.
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