2019年6月5日 (仮訳)トルコ新産の3種の菌類 Keles, A. 2019. Three new records for Turkish mycobiota. Applied Ecology and Environmental Research. Available at: http://aloki.hu/pdf/1701_983988.pdf [Accessed June 5, 2019] 【R3-06282】2019/6/5投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ トルコ、トラブゾン県およびエルズィンジャン県からトルコ新産種として3種の大型担子菌類を報告した。 Agaricus smithiiは地上、Coprinopsis goudensisは材上、Suillus tomentosusはマツの樹下のリターの間に発生していた。 本報告によりハラタケ属、ヒトヨタケ属、ヌメリイグチ属のトルコ産既知分類群数はそれぞれ36、19、12となった。 (トルコ新産種) Agaricus smithii Massee 【よく似た種との区別】 Agaricus sylvicola 幼時形態的に類似している 本種と異なり傘表面が成熟時圧着した繊維状~繊維状鱗片状ではなくやや無毛~絹状繊維状 本種より担子胞子が短い (トルコ新産種) Coprinopsis goudensis (Uljé) Redhead, Vilgalys & Moncalvo 【よく似た種との区別】 Coprinopsis luteocephala 形態的に類似している 本種と異なり材上ではなく糞などに生じる 本種と異なり被膜が黄色 本種より担子胞子のサイズが大きい Coprinopsis neotropica 本種と異なり熱帯域に分布する 本種より担子胞子が短い 本種より担子胞子の幅がずっと広い Coprinopsis stangliana 本種と異なり材上ではなく地上などに生じる 本種より子実体のサイズがずっと大きい 本種より担子胞子のサイズがずっと大きい Coprinopsis urticicola(コツブノヒメヒトヨタケ) 本種より子実体のサイズがずっと小さい 本種より担子胞子のサイズがずっと小さい (トルコ新産種) Suillus tomentosus (Kauffman) Singer ワタゲヌメリイグチ 【よく似た種との区別】 Suillus americanus(キヌメリイグチ) 形態的に類似している 本種と異なり子実体が傷ついても青変しない Suillus hirtellus 形態的に類似している 本種と異なり子実体が傷ついても青変しない Suillus pictus 形態的に類似している 本種と異なり子実体が傷ついても青変しない Suillus subaureus(ニセキヌメリイグチ) 形態的に類似している 本種と異なり子実体が傷ついても青変しない