2018年10月11日 (仮訳)インド産の担子菌類3新種 Kumari, B., Atri, NS. & Upadhyay, RC. 2013. Three new species of basidiomycetous fungi from India. Turkish Journal of Botany. Avaialble at: http://mistug.tubitak.gov.tr/bdyim/abs.php?dergi=bot%7B&%7Drak=1211-50 [Accessed October 11, 2018]. 【R3-05572】2018/10/11投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ インドからLepiota indica、Lepiota attenuispora、およびLimacella magnaの3新種を記載した。 Le. indicaは帯褐色で小型刺状の鱗片に覆われ、Le. attenuisporaはささくれ状で傘縁部に被膜が懸垂することなどで特徴づけられた。 Li. magnaは傘および柄が褐色鱗片に覆われ、担子胞子が大型で、傘表皮が毛状被であることなどで特徴づけられた。 India, Uttrakhand, Chakrata Road, Korba (新種) Lepiota indica B. Kumari and N S Atri 語源…インドの 【よく似た種との区別】 Cystolepiota ompnera 子実体の外観がかなり類似している 本種と傘表面の小鱗片のサイズが異なる 本種と異なり小襞に3種類の長さがある 本種より担子胞子のサイズが大きい Cystolepiota furfuracea 子実体の外観が類似している 本種と異なりつばが粉状~繊維状という特徴を欠く 本種と異なり担子胞子が楕円形ではなく長楕円形~類円筒形 本種と異なり担子胞子に無色楕円形の屈折性の小粒を含む India, Punjab, Patiala, Punjabi University Campus near Botany Department (新種) Lepiota attenuispora B Kumari and N S Atri 語源…先細りの胞子の 【よく似た種との区別】 Lepiota clypeolaria 本種より担子胞子のサイズがずっと大きい 本種と異なり担子胞子の頂部が僅かに先細りになるという特徴を欠く Lepiota magnispora(ワタカラカサタケ) 子実体の外観が類似している 本種と異なり子実体が橙色またはさび褐色 Lepiota spheniscispora 子実体の外観が類似している 本種と異なり子実体が黄褐色 Lepiota shveta 本種と異なり柄が傷つくと淡い帯褐橙色に変色するという特徴を欠く 本種より担子胞子のサイズが大きい 本種と異なり担子胞子の頂部が僅かに先細りになるのではなく長楕円形~類円筒形 India, Himachal Pradesh, Solan (新種) Limacella magna Babita Kumari and Ramesh Chandra Upadhyay 語源…大きな(子実体および担子胞子のサイズから) 【よく似た種との区別】 Limacella glischra 傘表面に帯褐色の鱗片を有する 傘縁部に外被膜がパッチ状に懸垂する 本種より担子胞子のサイズが小さい Limacella furnacea 傘表皮が毛状被 本種より担子胞子のサイズが小さい 本種より傘表皮の菌糸の幅が狭い