2018年4月22日 (仮訳)台湾産のHyphodontia属3新種 Xiong, H-X, Dai, Y-C. & Wu, S-H. 2009. Three new species of Hyphodontia from Taiwan. Mycological Progress. Available at: https://link.springer.com/article/10.1007/s11557-009-0587-3 [Accessed: April, 21 2018]. 【R3-05056】2018/4/22投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 台湾からHyphodontia capitatocystidiata、H. heterocystidiata、およびH. subpallidulaの3新種を記載した。 これらはそれぞれ広楕円形の担子胞子と頭状のシスチジア、狭楕円形で円筒状棍棒形および頭状のシスチジア、広楕円形の担子胞子と有隔シスチジアなどで特徴づけられた。 有隔シスチジアを持つ本属菌の検索表を掲載した。 台湾花蓮県天祥 (新種) Hyphodontia capitatocystidiata H.X. Xiong, Y.C. Dai & Sheng H. Wu 語源…頭状のシスチジアの 【よく似た種との区別】 Hyphodontia pilaecytidiata シスチジアが頭状 本種と異なりイネ科の稈ではなく材に発生する 本種より刺が長い 本種よりシスチジアのサイズが顕著に大きい Hyphodontia capitata シスチジアが頭状 本種と異なりイネ科の稈ではなく材に発生する 本種より担子胞子のサイズがずっと大きい Hyphodontia cunninghamii シスチジアが頭状 本種と異なりイネ科の稈ではなく材に発生する 本種よりシスチジアのサイズがずっと大きい Hyphodontia rimosissima(ヘラバタケ) 頭状のシスチジア状要素を有する 本種と異なりイネ科の稈ではなく材に発生する 本種よりシスチジア状の要素のサイズが小さい 本種と異なりシスチジオールを有する 台湾南投県惠蓀林場 (新種) Hyphodontia heterocystidiata H.X. Xiong, Y.C. Dai & Sheng H. Wu 語源…異なるシスチジアの(2種類のシスチジアを有することから) 【よく似た種との区別】 Hyphodontia fimbriata 本種より担子胞子のサイズが顕著に小さい 台湾南投県杉林渓 (新種) Hyphodontia subpallidula H.X. Xiong, Y.C. Dai & Sheng H. Wu 語源…Hyphodontia pallidula類似の 【よく似た種との区別】 Hyphodontia pallidula(ネンドカワタケ) 子実層面が平滑 有隔シスチジアを有する 本種より担子胞子のサイズが顕著に小さい