(仮訳)ブラジル半乾燥地域産の新属新種Tretoheliocephala compacta
Gusmão, LFL. & Monteiro, JS. 2007. Tretoheliocephala compacta gen. & sp. nov. from the Brazilian semi-arid region. Mycotaxon. Available at: https://www.ingentaconnect.com/content/mtax/mt/2017/00000132/00000002/art00023 [Accessed May 10, 2021] 【R3-08400】2021/5/9投稿

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3行まとめ

ブラジル、バイーア州において腐朽葉に見出されたアナモルフ菌の一種を検討し、新属新種Tretoheliocephala compactaとして記載した。
本種は分生子柄が暗褐色で球形モノトレト型の分生子形成細胞が集まりをなし、分生子が褐色で0-2隔壁を有することなどで特徴づけられた。
本種はHeliocephala属に類似していたが、形態形質に基づき容易に区別された。
Brazil, Bahia, Mucugê, Parque Nacional da Chapada Diamantina

(新種)

Tretoheliocephala compacta L.F.P. Gusmão, J.S. Monteiro & R.F. Castañeda
語源…(属名)トレト型+Heliocephala属/(種小名)密な(分生子形成細胞の配置から)
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Heliocephala spp.
分化分生子柄を形成する
分生子が単生する
分生子柄が直立する
分生子柄が貫生伸長する
本種と異なり分生子柄が暗褐色または黒色ではなく褐色
本種と異なり分生子柄が直線状ではなく直線状または屈曲状
本種と異なり分生子形成様式がモノトレト型ではなく単出芽型
本種と異なり分生子形成細胞が褐色または暗褐色ではなく無色~淡褐色
本種と異なり分生子形成細胞が球形ではなくアンプル形~瓶形
本種と異なり分生子が淡褐色、褐色、または暗褐色ではなくほぼ無色~帯オリーブ色
本種と異なり分生子が卵状、長楕円形、斧形、類倒洋梨形、または倒楔形ではなく舟形~倒棍棒形で嘴状
本種と異なり分生子の隔壁数が0-2でほとんどの場合1なのではなく1-3