2022年1月25日 （仮訳）中国産の新種Tripospermum sinense Qiao, M. et al., 2017. Tripospermum sinense sp. nov. from China. Mycotaxon. Available at: https://www.ingentaconnect.com/contentone/mtax/mt/2017/00000132/00000003/art00006 [Accessed January 25, 2022] 【R3-09178】2022/1/25投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません（大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため）。 3行まとめ 中国貴州省において河川に沈んだ葉から分離された菌を検討し、Tripospermum sinenseとして新種記載した。 本種は分生子が単生し、無色で短い主軸と4本の側腕からなることで特徴づけられた。 本種は同属他種とは分生子のサイズや形状が異なっていた。 中国貴州省雷公山自然保護区・国家森林公園 （新種） Tripospermum sinense Ying Huang & Z.F. Yu 語源…中国産の 【よく似た種との区別】 Tripospermum camelopardus 本種と異なり中国から知られていない 本種と異なり分生子の側腕の数が4ではなく通常3 本種と異なり分生子の主軸に1本のみ側腕が生じる Tripospermum myrti 分生子が五放射状 本種と異なり中国から知られていない 本種と異なり分生子形成細胞がフィアライドである 本種より分生子のサイズが小さい Tripospermum porosporiferum 分生子の形状が類似している 本種と異なり中国から知られていない 本種より分生子のサイズが大きい 本種より菌糸の幅が広い Retiarius superficiaris 本種と異なり水中に沈んだ枯れ葉ではなく空中の生葉の葉面にある花粉粒に生じる 本種と分生子の発達様式が大きく異なる