2016年8月13日 (仮訳)インドネシア産の新規担子菌2種、Pterygellus armeniacusおよびRimbachia leucobryi Miettinen, O. & Hernawati, N., 2010. Two Basidiomycetes New to Indonesia, Pterygellus armeniacus and Rimbachia leucobryi. The Gardens’ Bulletin, Singapore. Available at: https://helda.helsinki.fi/handle/10138/42880 [Accessed August 13, 2016]. 【R3-03197】2016/08/13投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ インドネシアにおいてLeucobryum sanctumに発生した菌を検討し、Rimbachia leucobryiとして新種記載した。 本種は子実層托が襞状で担子胞子が楕円形、子実層シスチジアを有することなどで特徴づけられた。 また、インドネシア新産種として、明るい橙色の有柄でウロコタケ型の種、Pterygellus armeniacusを報告した。 Indonesia, Riau, Kabupaten Kampar, Balung, teratak Baru (新種) Rimbachia leucobryi Miettinen 語源…シラガゴケ属の 【よく似た種との区別】 Rimbachia bryophila 生態的に非常に類似している 子実体の形態が非常に類似している 本種より担子胞子のサイズが明瞭に大きい 本種と異なり子実層シスチジアを欠く Leptoglossum subbryophilum 本種より担子胞子のサイズが大きい 本種と異なり子実層シスチジアを欠く Mniopetalum flabelliforme 本種より担子胞子のサイズが大きい 本種と異なり子実層シスチジアを欠く Mniopetalum miniatum 本種より担子胞子のサイズが大きい 本種と異なり子実層シスチジアを欠く Rimbachia furfuracea コケ上に発生することがある 本種と異なり地上に発生することがある 本種より子実体のサイズが大きい 本種と異なり子実体が篦形 本種と異なり子実体が無柄ではなく有柄 本種と異なり襞が浅い 本種より担子胞子の幅が狭い 本種と異なりシスチジアを欠く 本種より菌糸の最大幅が広い Rimbachia cyphelloides 本種と異なりインドネシアではなくブラジルなどに分布する 本種と異なり子実層托が網目状 本種と異なり子実体が無柄ではなく有柄 本種より担子胞子のサイズが大きい 本種と異なり子実層シスチジアを欠く Rimbachia ellipsoidea コケ上に発生する 本種と異なりインドネシアではなくメキシコなどに分布する 本種と異なり子実体が白色で乾燥するとクリーム色なのではなく白色 本種と異なり子実層托が脈状 本種より担子胞子が明瞭に長い 本種と異なり子実層シスチジアを欠く (インドネシア新産種) Pterygellus armeniacus Corner