(仮訳)トルコ産のCistus laurifoliusと菌根を形成するチチタケ属2種
Çolak, Ö., Kaygusuz, O. & Işıloğlu, M. 2017. Two Lactarius species mycorrhizal with Cistus laurifolius in Turkey. Current Research in Environmental & Applied Mycology. Available at: https://www.researchgate.net/publication/314757686_Two_Lactarius_species_mycorrhizal_with_Cistus_laurifolius_in_Turkey [Accessed April 3, 2017].
【R3-03899】2017/04/04投稿

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3行まとめ

トルコにおいてCistus laurifoliusを宿主とする菌根菌、Lactarius tesquorumおよびL. cistophilusを報告した。
前者はトルコにおいて稀産種であり、後者はトルコ新産種として報告された。
L. cistophilusの報告により、トルコ産チチタケ属菌の既知種は57種となった。

(トルコ新産種)

Lactarius cistophilus Bon & Trimbach
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【よく似た種との区別】
Lactarius flavidus
同じUvidi節に含まれる
子実体が傷つくと紫色に変色する
本種と生息環境が異なる
本種と担子胞子のサイズが異なる
Lactarius uvidus(トビチャチチタケ)
同じUvidi節に含まれる
子実体が傷つくと紫色に変色する
本種と生息環境が異なる
本種と担子胞子のサイズが異なる
Lactarius violascens(ウズハツ)
同じUvidi節に含まれる
子実体が傷つくと紫色に変色する
本種と生息環境が異なる
本種と担子胞子のサイズが異なる

(その他掲載種)

Lactarius tesquorum Malençon
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【よく似た種との区別】
Lactarius torminosus(カラハツタケ)
同じPiperites節に含まれる
本種と生息環境が異なる
本種と異なりゴジアオイ属ではなくカバノキ属植物を宿主とする
本種と子実体の臭いが異なる