2021年6月23日 （仮訳）日本新産の地衣生菌2種、Illosporium carneumおよびOvicuculispora parmeliae Tadome, K. & Ohmura, Y. 2021. Two Lichenicolous Fungi, Illosporium carneum and Ovicuculispora parmeliae (Bionectriaceae, Ascomycota), New to Japan. Bulletin of the National Museum of Nature and Science Series B Botany. Available at: https://www.kahaku.go.jp/research/researcher/papers/586432.pdf [Accessed June 23, 2021] 【R3-08531】2021/6/23投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません（大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため）。 3行まとめ 地衣生菌のIllosporium carneumとOvicuculispora parmeliaeを日本新産種として報告した。 前者は長野県において岩上のPeltigera didactyla、後者は埼玉県において岩上のHeterodermia japonicaにそれぞれ見出された。 国ごとのO. parmeliaeの宿主および子嚢胞子の形態の比較表を掲載した。 （日本新産種） Illosporium carneum Fries （日本新産種） Ovicuculispora parmeliae (Berkeley & M.A. Curtis) Etayo 【よく似た種との区別】 Ovicuculispora macrospora 南米に分布する 子嚢胞子のサイズの範囲が重なる 本種と異なり日本、韓国、イングランド、ロシア、北米、ボリビア、ドミニカではなくペルーに分布する 本種より子嚢胞子（大胞子）のサイズが大きい