(仮訳)ブラジルのアマゾンの熱帯雨林で発見されたMorganella属の2新種
Alfredo, DS. et al., 2012. Two new Morganella species from the Brazilian Amazon rainforest. Mycosphere. Available at: http://mycosphere.org/pdfs/MC3_1_No8.pdf [Accessed April 11, 2014].
【R3-00596】2014/04/12投稿

【お読みください】
大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。

3行まとめ

アマゾンの熱帯雨林で発見された2種の菌を、それぞれMorganella albostipitataM. rimosaとして新種記載した。
M. albostipitataは材に発生し、担子胞子を走査型電子顕微鏡で観察すると、基部の周囲に条線のある輪が見出された。
M. rimosaも材上生で、子実体表面に無数の亀裂が生じることなどで特徴づけられた。
Brazil, Amazonas, Manaus  Reserva Florestal Adolpho Ducke

(新種)

Morganella albostipitata Baseia & Alfredo
語源…白い柄の
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Morganella fuliginea
本種と異なり明瞭な白色の偽柄を欠く
本種と異なり担子胞子に短い柄を欠く
本種と異なり外殻皮が不規則な菌糸の鎖からならない
Brazil, Amazonas, Manaus  Reserva Florestal Adolpho Ducke

(新種)

Morganella rimosa Baseia & Alfredo
語源…亀裂のある(殻皮の表面の性状から)
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Morganella albina
本種と異なり子実体形成菌糸層を欠く
Lycogalopsis solmsii
本種と異なり子実体上部が不規則に裂開し、凹形の盤状になる
本種と異なり球形細胞を欠く