(仮訳)シッキム州産のフウセンタケ属の2新産種
Das, K. & Chakraborty, D., Two new records of Cortinarius from Sikkim (India). Journal on New Biological Reports. Available at: http://www.researchtrend.net/jnbr/VOL 3(3) 2014/1 Das and Chakraborty JNBR 4(1) 2015.pdf [Accessed August 2, 2015].
【R3-02065】2015/08/02投稿

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3行まとめ

インド、シッキム州においてCortinarius variicolorおよびC. salorを採集し、インド新産種として報告した。
亜高山帯の森林において前者はトウヒ属およびモミ属の樹下に、後者はモミ属の樹下に見出された。
両種の肉眼的形質および顕微鏡的形質を記載し、近縁種と比較した。

(インド新産種)

Cortinarius variicolor (Pers.) Fr.
フジイロタケモドキ
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【よく似た種との区別】
Cortinarius largus(フジイロタケ)
本種と異なり針葉樹ではなく広葉樹と関係を持つ
本種と異なり臭いが不快な土臭またはゴミ臭ではなく顕著な土臭
Cortinarius lividoviolaceus
本種と異なり針葉樹ではなく広葉樹と関係を持つ
本種と異なり臭いが不快な土臭またはゴミ臭ではなく顕著な土臭
本種より担子胞子のサイズが比較的小さい

(インド新産種)

Cortinarius salor Fr.
ムラサキアブラシメジモドキ
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【よく似た種との区別】
Cortinarius transiens
本種と異なり傘がほとんどの場合オリーブ色を帯びる
Cortinarius epipoleus
本種と異なり傘が成熟時に黄褐色になることが稀