(仮訳)アジア新産のアオキノリ属地衣2種
Xi, M-Q. & Liu, H-J. 2014. Two New Species of Leptogium to Asia. Journal of Fungal Research. Available at: https://www.researchgate.net/publication/290396141_Two_new_species_of_Leptogium_to_Asia [Accessed April 1, 2017].
【R3-03891】2017/04/01投稿

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3行まとめ

アジア新産種としてLeptogium capenseおよびL. pseudofurfuraceumを報告した。
両種はともに雲南省において樹皮に生じ、前者は従来の報告よりも高標高の地点で見出された。
本報告により、中国におけるアオキノリ属地衣の既知種は37種となった。

(アジア、中国新産種)

Leptogium capense P.M. Jørg. & A.K. Wallace
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【よく似た種との区別】
Leptogium menziesii
形態的に類似している(従来混同されてきた)
本種と異なり主に樹皮生なのではなくコケ生
本種と異なり地衣体上面が帯緑青色
本種と異なり子器が無柄
本種より子嚢胞子のサイズが小さい

(アジア、中国新産種)

Leptogium pseudofurfuraceum P.M. Jørg. & A.K. Wallace
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【よく似た種との区別】
Leptogium furfuraceum
裂芽が多数生じる
裂芽が円筒形で頂部が崩壊する
本種と異なり地衣体が帯青色~褐色ではなくほとんどの場合褐色
本種と異なり地衣体上面の皺が微細なのではなくより幅広く密