2020年2月2日 (仮訳)中国産の特筆すべきイグチ類2種 Li, Y-C. 2007. Two noteworthy boletes from China. Mycotaxon. Available at: http://ir.kib.ac.cn/bitstream/151853/14025/1/MYCOTAXON101%20223-228.pdf [Accessed February 1, 2020] 【R3-07009】2020/2/2投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 中国新産種としてChroogomphus pseudotomentosus、中国本土新産種としてGyroporus longicystidiatusをそれぞれ報告した。 前者は従来日本、韓国、ネパールから知られ、中国では雲南省、四川省で採集されたほか、黒竜江省の市場で売られていた。 後者は従来日本と台湾から知られ、中国では雲南省、湖南省で見出された。 (中国新産種) Chroogomphus pseudotomentosus O.K. Mill. & Aime 【よく似た種との区別】 Chroogomphus tomentosus(フサクギタケ) 肉眼的形態が非常に類似している 本種と異なり米国における分布が知られている 本種より担子胞子がずっと長い 本種よりシスチジアの幅が狭い 本種と異なり子実体基部の菌糸体にしばしばクランプを有する (中国本土新産種) Gyroporus longicystidiatus Nagas. & Hongo クリイロイグチモドキ 【よく似た種との区別】 Gyroporus castaneus(クリイロイグチ) 本種と異なり子実体が栗褐色 本種より管孔が長い 本種より縁シスチジアのサイズが比較的小さい 本種より傘表皮にずっと多くクランプを有する 本種より柄表皮にずっと多くクランプを有する