(仮訳)イベリア半島におけるTyphula incarnataの初記録
Ribes, MÁ., 2010, Typhula incarnata Lasch, primera cita para la Península Ibérica. researchgate.net. Available at: http://www.micobotanicajaen.com/Revista/Articulos/MARibesR/TyphulaIncarnata/TyphulaIncarnata.html [Accessed November 17, 2015].
【R3-02390】2015/11/18投稿

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3行まとめ

スペイン、アラゴン州からイベリア半島における新産種としてTyphula incarnataを報告した。
採集された標本の肉眼的・顕微鏡的形質は過去の文献とよく一致した。
また、形態的に類似するT. micansおよびT. erythropusとの相違点を述べた。

(イベリア半島、スペイン新産種)

Typhula incarnata Lasch ex Fr.
フユガレガマノホタケ
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【よく似た種との区別】
Typhula micans
子実体が桃色~淡紫色
子実体のサイズが本種よりずっと小さい
本種と異なり柄がごく短い
本種と異なり菌核を欠く
本種と異なり担子器が主に2胞子性
本種より担子胞子の幅が広い
本種と異なり担子胞子が楕円形~類円筒形ではなく楕円状卵形
本種と異なり柄シスチジアを欠く
本種と異なりクランプを欠く
Typhula erythropus(コアカエガマノホタケ)
柄表面が微粉状
本種と異なり子実体が桃色~淡紫色ではなく白色
本種と異なり柄が明瞭に分化する
本種と異なり柄が白色~ばら色ではなく暗赤褐色