(仮訳)インド、タミル・ナードゥ州新産の地衣、Usnea dasaea
Mariraj, M. et al., 2020. Usnea dasaea, a further new addition to the Lichen Flora of Tamil Nadu State, India. Current Botany. Available at: https://updatepublishing.com/journal/index.php/cb/article/view/6168 [Accessed January 19, 2021] 【R3-08065】2021/1/19投稿

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3行まとめ

Usnea dasaeaをインド、タミル・ナードゥ州新産種として報告した。
本種は同じ西ガーツ山脈のカルナータカ州から報告されており、類似種とは裂芽を有することなどで識別可能であった。
薄層クロマトグラフィーではプソロミン酸、ウスニン酸、および未同定の黄色のスポットが確認された。

(タミル・ナードゥ州新産種)

Usnea dasaea Stirt.
トゲワタゲサルオガセ
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Usnea glabrata(ビホロサルオガセ)
粉芽塊を有する
粉芽を有する
髄層がC陰性
髄層がK陰性
髄層がKC陰性
髄層がPD陽性
地衣成分としてウスニン酸、ノルスチクチン酸を含む
本種と異なり地衣体が直立~やや懸垂するのではなく直立~樹状
本種より地衣体の最大長が短い
本種と異なり裂芽を欠く
本種と異なりパピラを欠く
本種と異なり偽盃点を欠く
本種と異なり地衣成分としてサラジン酸、プロトセトラル酸を含む
本種と異なり地衣成分としてプソロミン酸を欠く
Usnea cornuta
パピラを有する
髄層がC陰性
髄層がKC陰性
髄層がPD陽性
地衣成分としてウスニン酸、ノルスチクチン酸を含む
本種と異なり地衣体が直立~やや懸垂するのではなく直立~樹状
本種より地衣体の最大長が短い
本種と異なり粉芽を欠く
本種と異なり裂芽を欠く
本種と異なり偽盃点を欠く
本種と異なり髄層がK陰性ではなくK陽性
本種と異なり地衣成分としてサラジン酸、プロトセトラル酸を有する
本種と異なり地衣成分としてプソロミン酸を欠く
Usnea fragilescens
地衣体が直立~やや懸垂する
粉芽塊を有する
粉芽を有する
パピラを有する
髄層がC陰性
髄層がKC陰性
髄層がPD陽性
地衣成分としてウスニン酸を含む
本種より地衣体の最大長が短い
本種と異なり裂芽を欠く
本種と異なり偽盃点を欠く
本種と異なり髄層がK陰性ではなくK陽性
本種と異なり地衣成分としてバルバチン酸、4-O-デメチルバルバチン酸、プロトセトラル酸を含む
本種と異なり地衣成分としてプソロミン酸、ノルスチクチン酸を欠く