(仮訳)スカンジナビア新産種、Usnea rubicunda
Gauslaa, Y. & Timdal, E. 2020. Usnea rubicunda new to Scandinavia. Graphis Scripta. Available at: https://www.researchgate.net/profile/Yngvar_Gauslaa/publication/346563782_Usnea_rubicunda_new_to_Scandinavia_YNGVAR_GAUSLAA_and_EINAR_TIMDAL/links/5fc766e745851568d1324df4/Usnea-rubicunda-new-to-Scandinavia-YNGVAR-GAUSLAA-and-EINAR-TIMDAL.pdf [Accessed December 13, 2020] 【R3-07955】2020/12/13投稿

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3行まとめ

ノルウェー、ヴェスト・アグデル県の落葉樹林からUsnea rubicundaをスカンジナビア新産種として報告した。
本種の個体群は小さく、おそらく地球温暖化の影響により、近年イギリスから移入したものと考えられた。
本種との同定はITSバーコードにより確かめられ、化学型はa(スチクチン酸含有)であった。

(スカンジナビア、ノルウェー新産種)

Usnea rubicunda Stirt.
アカヒゲゴケ
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【よく似た種との区別】
Usnea fragilescens
ノルウェーに分布する
同じヤマナラシ属樹木に生じる
樹皮生地衣である
本種と異なり地衣体の二次枝基部が狭窄する
本種と異なり髄層が密ではなく緩い
Usnea cornuta
ノルウェーに分布する
本種と異なり地衣体の二次枝基部が狭窄する
本種と異なり髄層が密ではなく緩い
Usnea flammea
ノルウェーに分布する
同じヤマナラシ属樹木に生じる
樹皮生地衣である
髄層が密である
本種と異なり地衣体の枝が通常やや膨大する
本種と異なり皮層に光沢があるのではなく艶消し状