(仮訳)Valsa viburniはヨーロッパにおける稀産種か?
Hayova, V., 2013. Valsa viburni, a rare fungus in Europe? Acta Mycologica. Available at: https://pbsociety.org.pl/journals/index.php/am/article/view/am.2013.027 [Accessed September 23, 2014].
【R3-01124】2014/09/23投稿

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3行まとめ

Valsa viburniは記録に乏しく、分布範囲が断片的であり、ヨーロッパにおいて稀産種と見なされてきた。
しかし、本種が真に稀な種なのか、単に稀にしか記録されないのかが不確かであることなどが指摘された。
顕著な宿主特異性を有する本種を例に挙げ、微小菌類の保全に関する問題について議論した。

(その他掲載種)

Valsa viburni Fuckel
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Valsa ambiens
ガマズミ属植物を宿主とする
本種と異なり多数の植物を宿主とする
本種と外子座の構造が異なる
本種と”ectostromatic disc”の形態が異なる
本種と孔口の形態が異なる
本種より子嚢のサイズが大きい
本種より子嚢胞子のサイズが大きい
Valsa perfodiens
Viburnum lantanaを宿主とする
本種より子嚢のサイズがずっと小さい
本種より子嚢胞子のサイズがずっと小さい
Valsa opulina f. lantanae
Viburnum lantanaを宿主とする
子嚢のサイズが類似している
子嚢胞子のサイズが類似している