2022年12月11日 （仮訳）サトウキビの葉から分離されたエンドファイトおよびエピファイトの酵母の新種、Wickerhamiella siamensis Khunnamwong, P. et al., 2014. Wickerhamiella siamensis f.a., sp. nov., an endophytic and epiphytic yeast species isolated from sugar cane leaf. International Journal of Systematic and Evolutionary Microbiology. Available at: https://www.microbiologyresearch.org/content/journal/ijsem/10.1099/ijs.0.067702-0 [Accessed December 11, 2022] 【R3-10140】2022/12/11投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません（大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため）。 3行まとめ タイにおいてサトウキビから分離された酵母の一種を検討し、Wickerhamiella siamensisとして新種記載した。 本種は葉の組織から分離された酵母種のうち分離頻度が2.4%であり、葉の外面からもエピファイトとして分離された。 子嚢胞子の形成はみられず、系統的にはCandida infanticolaに近縁であった。 Chaloem Phra Kiat district, Saraburi province, Thailand （新種） Wickerhamiella siamensis Khunn., Suruss., Jindam. & Limtong 語源…シャム（タイ）産の 【よく似た種との区別】 Candida infanticola D1/D2領域に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり退化的な偽菌糸を形成するという特徴を欠く 本種と異なりD-キシロース、可溶性デンプン、5-ケトグルコン酸、エタノール、キシリトールを資化不能 本種と異なり0.01%シクロヘキシミド添加培地で生育可能 D1/D2領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される