(仮訳)タイにおいてショウガ科植物に生じた新種Xenosporium amomi
Bussaban, B. et al., 2003. Xenosporium amomi sp. nov. from Zingiberaceae in Thailand. Fungal Diversity. Available at: https://www.fungaldiversity.org/fdp/sfdp/14-3.pdf [Accessed October 8, 2021] 【R3-08853】2021/10/8投稿

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3行まとめ

タイにおいてAlpinia malaccensisおよびAmomum siamenseに生じた腐生菌の一種を検討し、Xenosporium amomiとして新種記載した。
また、同じ2種の植物に生じたX. thaxteriの記載文を掲載した。
本属14種の分生子柄、分生子のサイズ、二次分生子のサイズや細胞数などの識別形質を表にまとめた。
Thailand, Chiang Mai, Doi Suthep-Pui National Park

(新種)

Xenosporium amomi Bussaban
語源…Amomum属の
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【よく似た種との区別】
Xenosporium berkeleyi
分生子が屈曲する
分生子が僅かな数の細胞列からなる
本種より分生子柄の最大長が長い
本種より分生子のサイズが小さい
本種と異なり分生子の頂部および基部の細胞が顕著な円筒形という特徴を欠く
本種より二次分生子のサイズが小さい
本種と異なり二次分生子の形成数が1-2ではなく1
本種と異なり二次分生子が多細胞ではなく単細胞である
Xenosporium indicum
分生子が屈曲する
分生子が僅かな数の細胞列からなる
本種より分生子柄の最大長が長い
本種より分生子柄の幅が狭い
本種より分生子のサイズが小さい
本種と異なり分生子の頂部および基部の細胞が顕著な円筒形という特徴を欠く
本種より二次分生子のサイズが小さい
本種と異なり二次分生子の形成数が1-2ではなく1
本種と異なり二次分生子が多細胞ではなく単細胞である
Xenosporium larvae
分生子が屈曲する
分生子が僅かな数の細胞列からなる
本種より分生子柄の最大長が長い
本種より分生子柄の幅が狭い
本種より分生子のサイズが小さい
本種と異なり分生子の頂部および基部の細胞が顕著な円筒形という特徴を欠く
本種より二次分生子のサイズが小さい
本種と異なり二次分生子の形成数が1-2ではなく1
本種と異なり二次分生子が多細胞ではなく単細胞である
Xenosporium pleurococcum
分生子が屈曲する
分生子が僅かな数の細胞列からなる
本種より分生子柄の最大長が長い
本種より分生子のサイズが小さい
本種と異なり分生子の頂部および基部の細胞が顕著な円筒形という特徴を欠く
本種より二次分生子のサイズが小さい
本種と異なり二次分生子の形成数が1-2ではなく1
本種と異なり二次分生子が多細胞ではなく単細胞である

(その他掲載種)

Xenosporium thaxteri (Linder) Piroz.
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