(仮訳)2つのよく似た亜熱帯性新世界産ハラタケ類:Xerula hispidaおよびXerula setulosa(新組み合わせ)
Petersen, RH. & Baroni, TJ. 2007. Xerula hispida and Xerula setulosa (comb. nov.), two similar subtropical New World agarics. Mycotaxon. Available at: http://www2.cortland.edu/dotAsset/250557.pdf [Accessed June 2, 2018].
【R3-05183】2018/6/4投稿

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3行まとめ

カリブ海産のGymnopus setulosusを検討し、本種をXerula属に移した。
また、従来コスタリカから知られていたXerula hispidaを検討し、本種を南米北部から初めて報告した。
両種は互いに類似し、後者が前者の2胞子性アナログとみられた。

(新組み合わせ提唱)

Xerula setulosa (Murrill) R.H. Petersen & T.J. Baroni
旧名:Gymnopus setulosus Murrill
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【よく似た種との区別】
Xerula hispida
本種より子実体のサイズが大きい可能性がある
本種ほど子実体の形状が細長くない可能性がある
本種と異なり担子器が4胞子性ではなく2胞子性
Xerula sinopudens(コブリビロードツエタケ)
子実体の形状が細長い
子実体が小刺に覆われる
担子器が4胞子性

(南米、コロンビア、ベネズエラ新産種)

Xerula hispida Halling & G.M. Muell.
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【よく似た種との区別】
Xerula setulosa
本種より子実体のサイズが小さい可能性がある
本種より子実体の形状が細長い可能性がある
本種と異なり担子器が2胞子性ではなく4胞子性