(仮訳)中国雲南省産の新種Xylaria byttneriae
Huang. G., Guo. L., Liu. N. 2014. Xylaria byttneriae sp. nov. from Yunnan Province in China. Mycosystema. Available at: http://journals.im.ac.cn/jwxtcn/ch/reader/create_pdf.aspx?file_no=jw14030567&year_id=2014&quarter_id=3&falg=1 [Accessed January 31, 2014].
【R3-00749】2014/05/26投稿

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3行まとめ

中国雲南省でByttneria pilosaB. integrifoliaの落果に発生した菌を、Xylaria byttneriaeとして新種記載した。
本種の子座は円筒形で時に分枝し、頂部は不稔、柄には毛を持たなかった。
本種は果実に発生する他のクロサイワイタケ属菌とは、主に子座のサイズが小さいことで区別された。
中国雲南省シーサンパンナ・タイ族自治州勐腊県版納植物園

(新種)

Xylaria byttneriae G. Huang, L. Guo & N. Liu
語源…Byttneria属の
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Xylaria culleniae
形態的に類似している
果実に発生する
本種と異なりアオギリ科Byttneria属ではなくほとんどの場合マメ科の果実に発生する
本種より子実体のサイズが大きい(本種が2.5 cmまでなのに対して7 cmに及ぶ)
本種と異なり子座表面が平滑ではなく綿毛状
本種より子嚢胞子のサイズが僅かに大きい
Xylaria ianthinovelutina
果実に発生する
本種と異なりアオギリ科Byttneria属ではなくほとんどの場合マメ科の果実に発生する
本種より子実体のサイズが大きい(本種が2.5 cmまでなのに対して10 cmに及ぶ)
本種と異なり子座表面が平滑ではなく綿毛状
本種より子嚢胞子のサイズが大きい
Xylaria magnoliae(ホソツクシタケ)
果実に発生する
本種と異なりアオギリ科Byttneria属ではなくモクレン属の果実に発生する
本種より子実体のサイズが大きい(本種が2.5 cmまでなのに対して12 cmに及ぶ)
本種より子嚢胞子のサイズが大きい
本種と異なり子嚢胞子が褐色ではなく帯黄色
本種と異なり子嚢胞子が不等の楕円形ではなく舟状三日月形
本種と異なり子嚢胞子の発芽溝が不明瞭