(仮訳)ブラジルの半乾燥地域カーチンガ・バイオーム産の分生子形成性、外生型の新属、Ypsilomyces
Almeida, DAC. & Gusmao, LFP. 2014. Ypsilomyces, a new thallic genus of conidial fungi from the semi-arid Caatinga biome of Brazil. Mycotaxon. Available at: https://www.tandfonline.com/doi/abs/10.1080/15572536.2007.11832537 [Accessed July 17, 2020] 【R3-07507】2020/7/17投稿

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3行まとめ

ブラジル、バイーア州のカーチンガ・バイオームにおいて単子葉植物の腐朽葉に生じた菌を検討し、新属新種Ypsilomyces elegansとして記載した。
本種は偽柔組織から分生子柄を生じ、分生子形成細胞が末端生で貫生伸長し、分生子が外生分節型でY形であることなどで特徴づけられた。
本種はまた、分生子柄の長さが大きく変化する性質も有し、培養には成功しなかった。
Brazil, Bahia, Pindobaçu, Serra da Fumaça

(新種)

Ypsilomyces elegans D.A.C. Almeida & Gusmão
語源…(属名)イプシロンの菌(分生子の形状から)/(種小名)美しい
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Diplocladiella scalaroides
本種と異なり分生子形成様式が全葉状体型ではなく全出芽型
本種と異なり分生子形成細胞がシンポジオ状に伸長する
本種と異なり分生子がほぼ無色でない
本種と異なり分生子の隔壁数が通常1でない
Iyengarina elegans
本種と異なり分生子形成様式が全葉状体型ではなく全出芽型
本種と異なり分生子がほぼ無色でない
本種と異なり分生子の隔壁数が通常1でない