地衣化した菌の新種Lendemeriella luteoaurantia、およびLendemeriella属菌の検索表

Lee, B-G. & Hur, J-S. 2023. A New Lichenized Fungus, Lendemeriella luteoaurantia, with a Key to the Species of Lendemeriella. Diversity. Available at: https://www.mdpi.com/1424-2818/15/7/845 [Accessed July 10, 2023]
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3行まとめ
  1. 韓国忠清北道で採集された地衣の一種を検討し、Lendemeriella luteoaurantiaとして新種記載した。
  2. 本種は子器が小型で黄橙色、子嚢胞子が大型で隔壁の幅が広いことなどで特徴づけられ、近縁種とは形態や地衣成分が異なっていた。
  3. Lendemeriella属地衣の全10種を含む検索表を掲載した。
掲載種 (1)
NEW(新種)
Lendemeriella luteoaurantia
B.G. Lee
語源…黄金色の(子器の色から)
📍韓国忠清北道永同郡龍化面角虎山 36.06767, 127.84794地図で開く ↗
比較 (5)
↗
○岩上生地衣である
○粉芽を欠く
○子嚢胞子のサイズの範囲が重なる
○地衣成分としてエモジン、パリエチン、パリエチン酸を含む
○ITS+nrLSU+mtSSUに基づく分子系統解析で近縁
✕本種と異なり子器が黄橙色~淡橙色ではなく暗橙色~橙赤色
✕本種と異なり子実下層が無色~僅かに帯黄色ではなく上部が帯黄色、下部が無色
✕本種より子嚢胞子のサイズが小さい
✕本種より側糸先端の幅が広い
✕本種と異なり地衣成分として”fallacinal parietin”、テロシスチンを含む
✕本種と異なり地衣成分として”fallacinal”を含まない
✕ITS+nrLSU+mtSSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
↗
○岩上生地衣である
○粉芽を欠く
○子嚢胞子のサイズの範囲が重なる
○地衣成分としてエモジン、パリエチン、パリエチン酸、”fallacinal”を含む
○ITS+nrLSU+mtSSUに基づく分子系統解析で近縁
✕本種より子器のサイズが大きい
✕本種と異なり子器が黄橙色~淡橙色ではなく褐黄色、橙褐色、または黒色
✕本種と異なり子実下層が無色~僅かに帯黄色ではなく黄色~褐色
✕本種より子嚢胞子のサイズが小さい
✕本種より側糸先端の幅が広い
✕本種と異なり地衣成分として7-クロロエモジン、”fragilin”、テロシスチンを含む
✕ITS+nrLSU+mtSSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
↗
○岩上生地衣である
○ITS+nrLSU+mtSSUに基づく分子系統解析で近縁
✕本種と異なり地衣体の縁部が灰色
✕本種と異なり子器が黄橙色~淡橙色ではなく赤褐色
✕本種と異なり粉芽を欠くのではなく有する
✕本種と異なり地衣成分を欠く
✕ITS+nrLSU+mtSSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
↗
○子器が小型
○子器が黄橙色
○初生菌糸体が黒色
○子実上層がK+赤色
○地衣成分としてエモジン、パリエチン、パリエチン酸、”fallacinal”を含む
✕本種と異なり岩上生ではなく樹皮生である
✕本種より地衣体が薄い
✕本種より地衣体が明色
✕本種より子実下層の丈が低い
✕本種より子嚢胞子のサイズが小さい
✕本種より子嚢胞子の隔壁の幅が狭い
✕本種と異なり地衣成分としてテロシスチンを含む
↗
○韓国に分布する
✕本種と異なり地衣体が連続的でない
✕本種と異なり”lacinules”を有する
✕本種と異なり初生菌糸体を有するのではなく欠く
✕本種より子器のサイズが大きい
✕本種より子器が濃色
✕本種より子実下層の丈が低い
✕本種より子嚢胞子のサイズが小さい
✕本種と異なり髄層に結晶を豊富に含むという特徴を欠く
✕本種より”pycnoconidia”のサイズが小さい
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