(仮訳)中国南部産の角錐状鱗片を有するAmanitaValidae節の1新種
An, L. et al. 2026. A new species of Amanita sect. Validae (Basidiomycota, Amanitaceae) with pyramidal scales from southern China. Phytotaxa. Available at: https://phytotaxa.mapress.com/pt/article/view/phytotaxa.748.2.4 [Accessed April 20, 2026] 【R3-13819】2026/4/19投稿

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3行まとめ

中国広東省の亜熱帯林で採集された菌を検討し、Amanita subradiataとして新種記載した。
本種は傘に角錐状〜類円錐形のつぼの名残を有し、柄基部が棍棒状〜類球形の塊茎状、担子胞子が短くて幅広いことなどで特徴づけられた。
本種は分子系統解析で、Validae節クレードにおいてA. radiataと姉妹群を形成した。
中国広東省陽春市

(新種)

Amanita subradiata W.Q. Deng, L.Y. An & T.H. Li
語源…Amanita radiata類似の
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Amanita radiata
ITS+nrLSU+rpb2+tef1-αに基づく分子系統解析で近縁
本種と異なり中国ではなく米国などに分布する
本種と異なり傘が褐色〜黄褐色
本種と異なり傘に角錐状~またはやや疣状~類円錐形のつぼの名残ではなく、中央部表面に白色の綿毛状〜膜質のパッチを伴う
本種より担子胞子が顕著に長い
本種より担子胞子の幅が顕著に狭い
ITS+nrLSU+rpb2+tef1-αに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Amanita citrinoannulata
中国に分布する
ITS+nrLSU+rpb2+tef1-αに基づく分子系統解析で近縁
本種と異なり傘が傷つくと僅かに赤色を呈する
本種と異なり傘縁部に条線をあらわさない
本種と異なり傘縁部に付属物を伴わない
本種と異なり肉が傷つくと徐々に桃色を帯びる
本種と異なり柄表面のつばより上黄色の小鱗片を有する
ITS+nrLSU+rpb2+tef1-αに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Amanita fritillaria
中国に分布する
ITS+nrLSU+rpb2+tef1-αに基づく分子系統解析で近縁
本種と異なり傘表面のつぼの名残が角錐状~またはやや疣状~類円錐形ではなく黒色、暗灰色〜灰褐色で疣状、綿毛状〜パッチ状を呈する
本種と異なり柄表面に蛇の目模様をあらわす
ITS+nrLSU+rpb2+tef1-αに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Amanita sepiacea(テングタケモドキ)
中国に分布する
傘表面に角錐状〜円錐形のつぼの名残を有する
ITS+nrLSU+rpb2+tef1-αに基づく分子系統解析で近縁
本種と異なり傘縁部に条線をあらわさない
本種と異なり傘縁部に付属物を伴わない
本種と異なり傘表面のつぼの名残がしばしば不完全な輪状に配列する
本種と異なりつばが頂部に位置する
本種と異なりつばが大型
本種より担子胞子のサイズが大きい
ITS+nrLSU+rpb2+tef1-αに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Amanita aspericeps
中国に分布する
傘縁部に付属物を伴う
ITS+nrLSU+rpb2+tef1-αに基づく分子系統解析で近縁
本種と異なり傘表面のつぼの名残が疣状、羊毛状〜微粉状
本種と異なり柄基部が類球形〜便腹状紡錘状で下部が僅かに細まる
本種より担子胞子のサイズが比較的大きい
ITS+nrLSU+rpb2+tef1-αに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Amanita griseoverrucosa
中国に分布する
傘縁部に付属物を伴う
ITS+nrLSU+rpb2+tef1-αに基づく分子系統解析で近縁
本種と異なり傘縁部に条線をあらわさない
本種と異なりつばが頂部に位置する
本種と異なり柄表面がビロード状〜羊毛状の灰色〜褐灰色の小鱗片で密に覆われる
ITS+nrLSU+rpb2+tef1-αに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Amanita pyramidata
本種と異なり傘縁部が時に桃色を帯びる
本種と異なり傘中央部が僅かに凹むことがある
本種と異なり傘縁部に条線をあらわさない
本種より担子胞子のサイズが顕著に大きい